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WindowsのICCプロファイル検証ルーチンに深刻度「緊急」の脆弱性


 マイクロソフトは13日、Windows内部のICCプロファイル検証ルーチンに脆弱性があり、リモートでコードを実行される可能性があると発表した。深刻度はWindows 98/98 SE/Meで「重要」、Winodows 2000/XP SP1/XP SP2は「緊急」。Windows Updateでセキュリティパッチを適用できる。

 ICC(International Color Consortium)プロファイルは、Windowsのカラー管理モジュールで使用するタグ情報。JPEGなど画像ファイルに埋め込まれており、ディスプレイ、プリンタ、プリンタ用紙などにあわせたICCプロファイルを導入することで、カラーマッピングを一致させることを目的としている。今回の脆弱性はその検証ルーチンに起因するもの。「未チェックのバッファによる脆弱性」としている。

 なお、シマンテックでもこの問題を「Microsoft Windowsのカラー管理モジュールICCプロファイルにバッファ・オーバーフローの脆弱性」として公開している。悪用すると「ログインしているユーザーのコンテキストで、任意のコードが実行可能になる」と解説している。



URL
  マイクロソフト
  http://www.microsoft.com/
  7月のセキュリティ情報
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms05-jul.mspx
  シマンテック
  http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/security/content/14214.html
  Microsoft Windowsのカラー管理モジュールICCプロファイルにバッファ・オーバーフローの脆弱性
  http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/security/content/14214.html
  【7月13日】7月のマイクロソフトセキュリティ更新を確認する(INTERNET)
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/07/13/8403.html


( 本誌:折本 幸治 )
2005/07/14 12:44
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