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エプソン、写真館向けインクジェットシステムに廉価版など追加


 エプソンは、プロフェッショナル営業写真館市場向けの業務用写真出力システム「CRYSTARIO(クリスタリオ)」に新製品「CRYSTARIO EasyLab(イージーラボ)」と「CRYSTARIO ZM(ズーム)」を追加し、9月上旬に発売する。

 CRYSTARIOは、エプソンが同社のインクジェット技術を導入して展開する業務用デジタル写真出力システム。プリンタ、専用サーバーコントロールPC、ディスプレイ、ラックなどで構成される。今回の新製品を加え、年間販売台数2,000台、シェア60%以上を目標としている。

 CRYSTARIO EasyLabは、従来の3分の2以下の普及価格を実現した高速・大量出力モデル。写真館に加え、観光写真やホテルなどの婚礼写真、証明写真、学校写真、子供写真館、美容院、貸衣装業などで活用できるという。

 L判~A3ノビサイズの出力に対応し、搭載する光沢顔料プリンタの数の違いで「PPPS-50EL1」(1台搭載)、「PPPS-50EL2」(2台搭載)、「PPPS-50EL4」(4台搭載)の3タイプを選択できる。価格は順に312,900円、417,900円、680,400円。

 出力解像度は最大5,760×1,440dpi。フォトブラック、マットブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、ブルー、グロスオプティマイザの8色独立型インクを採用する。外形寸法は50EL1が615×314×219mm(幅×奥行き×高さ、以下同)、50EL2およびEL4が680×710×1,150mm。プリンタ部の重量は1台約11.7kg。

 さらに、EasyLabシリーズの1つとして、出力サイズをL判~A4サイズに限定した高速出力タイプ「PPPS-50ELX」も選択できる。搭載プリンタは4台で、価格は680,400円。

 CRYSTARIO ZMは、ポスター、カレンダー、グラフィックアートなどを出力できる大判出力システム。A2ノビ対応の「PPPS-65ZM」、A1ノビ対応の「PPPS-75ZM」、B0プラス対応の「PPPS-95ZM」が用意され、価格は順に470,400円、522,900円、837,900円。

 増設用プリンタも4台まで接続可能。分散印刷機能を搭載し、出力センターや軽印刷業などでも、能力を発揮するという。プリンタ部のサイズは、65ZMが848×765×354mm(幅×奥行き×高さ、以下同)、75ZMが1,178×501×560mm、95ZMが1,702×667×1,196mm。プリンタ部の重量は約40.2kg(インクカートリッジ含まず)、約49.1(インクカートリッジおよびスタンド含まず)、約90.2kg(同)。

 ZM用増設プリンタは異なるサイズを混在して接続可能。増設用プリンタの価格はA2ノビ対応「EX-6500」が260,400円、A1ノビ対応「EX-7500」が312,900円、B0ノビ対応「EX-9500」が627,900円。



URL
  エプソン
  http://www.epson.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.epson.co.jp/osirase/2005/050627.htm


( 折本 幸治 )
2005/06/27 17:41
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