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コダック、デジカメ用模造リチウムイオン充電池について注意を喚起


 コダック株式会社は11日、同社製デジタルカメラに付属の純正リチウムイオン充電池について、海外で模造品が流通していることを発表した。使用すると事故や故障を引き起こす可能性があるため、同社では純正品の使用を呼びかけている。

 発表によると、模造品の中には基準をを満たした保護装置が組み込まれていないないものが存在し、使用すると液漏れ、発火、破裂などを伴う事故や故障に繋がる恐れがあるという。

 同社では純正品と模造品の見分け方を告知ページで公開している。それによると、模造品には「漢字がの書体が明朝体(正規品はゴシック体)」、社名ロゴ「Kodak」の「a」が商標登録の字体と異なる」、「接点と反対側の側面の合わせ目が直線(正規品には特徴的な凹みがある)」といった特徴がある。


正規品「KLIC-5001」背面。感じの書体がゴシック体で、Kodakロゴも登録商標と同じデザイン 模造品は漢字が明朝体になる。Kodakロゴのaのデザインも異なる

正規品の側面。合わせ目に特徴的なへこみが存在 模造品は合わせ目が直線になっている

 これまで、デジタルカメラ向けリチウムイオン充電池の模造品問題について告知を行なったのは、カシオ、キヤノン、コニカミノルタ、三洋電機、ソニー、ニコン、富士写真フイルム、松下電器の各メーカー。CIPA(カメラ映像機器工業会)でも注意を呼びかけるページを設け、告知済みメーカーの全ページを掲載している。



お問い合わせ先
  お客様相談センター
  Tel.03-5540-9002


URL
  コダック
  http://wwwjp.kodak.com/
  ニュースリリース
  http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/ann_Apr05/

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( 折本 幸治 )
2005/04/18 19:48
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