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ニコン、30fpsの動画記録に対応した顕微鏡デジカメ


DS-2Mv、DS-L1、SMZ1000(システム顕微鏡)との組み合わせ例
 ニコンは、顕微鏡専用デジタルカメラ「DS-2M」シリーズを5月1日より販売する。価格は525,000円から。カメラ部とコントロールユニットの組み合わせにより異なる。

 光学顕微鏡とデジタルカメラを組み合わせた製品で、カラータイプの「DS-2Mv」、冷却機構付きモノクロタイプの「DS-2MBWc」、モノクロタイプの「DS-2MBW」を選択できる。これらにカメラコントロールユニットとして、スタンドアロンタイプの「DS-L1」、USB 2.0接続によるPC制御タイプ「DS-U1」を組み合わせ、顕微鏡に装着して使用する。

 新シリーズではアナログCCDカメラに匹敵する30fpsの動画表示が可能。「モニタリング用途にも活用できる」としている。ただし30fpsでの記録はカメラコントロールユニットにDS-L1を選択した場合のみ。

 カメラヘッドの撮像素子は共通。1/1.8型の有効198万画素CCDを搭載し、記録画像は12bitでデジタル化される。記録解像度は1,600×1,200/800×560ピクセル。動画のフレームレートは1,600×1,200ピクセル時に15fps、800×560ピクセル時に30fpsとなっている。3タイプともCCDカメラに多いCマウントを採用する。

 カラータイプのDS-2Mvは、撮像感度ISO100相当、露光時間60~1/1,000秒に対応。モノクロ冷却CCDのDS-2MBWcは周囲温度マイナス20度の冷却機構を備え、撮像感度はISO350相当、露光時間は600~1/1,000秒。モノクロタイプのDS-2MBWはISO350相当、60~1/1,000秒。本体サイズは3タイプとも約91×76×41mm(幅×奥行き×高さ)、重量はDS-2MVとDS-2MBWが約260g、DS-2MBWcが約290g。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2005/ds2m_05.htm


( 折本 幸治 )
2005/03/28 16:05
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