米Adobe Systemsは17日(現地時間)、2005会計年度第1四半期(2004年12月4日~2005年3月4日)の決算を発表した。売上高は4億2,330万ドルで、四半期ベースでは過去最高。GAAPベースでの四半期純利益は、前年同期比123.5%の1億5,190万ドルとなった。
続く2005年度第2四半期の目標を、売上高4億7,500万ドルから4億9,500万ドル、売上総利益率約94%、営業利益率をGAAP、Non-GAAPベースともに35%から37%に設定すると発表した。
ブルース・チゼンCEOは「デジタルコンテンツの利用拡大により、アドビ製品とソリューションへのニーズは高まる一方」とし、特にPDFなどによる電子文書ワークフローを含む、インテリジェントドキュメント事業分野での伸びが著しいとコメントしている。
同時に、2005年度の売上目標を約36%上方修正し、約19億2,500万ドルとした。2004年度に続き、2年連続で過去最高になる見通し。
なお、1対2の株式分割を2005年5月23日に行なうことを決定したほか、2005年4月以降、四半期ごとの配当支払いを中止すると発表した。資金は株式買戻しに充当する。
■ URL
アドビシステムズ
http://www.adobe.co.jp/
ニュースリリース
http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200503/20050324q1.html
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( 折本 幸治 )
2005/03/24 13:50
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