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【PIE2005】Gitzoの玄武岩三脚にトラベルモデルが登場 |
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～クランプラーのカメラバッグなども新製品が多数展示
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フォト イメージング エキスポ 2005には各種カメラ用品メーカー、代理店も出展している。ここでは、三脚やカメラバッグを中心に、新製品をレポートする。 ■ Gitzoの玄武岩製三脚「バサルトファイバー三脚」 ケー・エフ・シーのブースでは、同社が代理店となっている伊Gitzoの新製品「バサルトファイバー三脚」が展示されている。バサルトファイバーは玄武岩から作られる素材で、カーボン三脚なみの重量にもかかわらず、価格はカーボン三脚より4割ほど安くなるのが特徴。ただし、強度はアルミ合金三脚よりも若干劣るという。2004年9月に開催されたPhotokinaのGitzoブースに展示され、話題を呼んだ。耐荷重2kg、4kg、5.5kgの各シリーズに、3段と4段のバリエーションを用意し、計6機種をラインナップする。全機種、Fastアンチレッグローテーションシステムを搭載し、脚のロックが容易にできるようになっている。価格は耐荷重2kgの3段製品である「G1097 0型3段ラピッド」が33,600円。耐荷重5.5kgで4段の「G1298 2型4段ラピッド」が48,300円となっている。 また、バサルトファイバー三脚のバリエーションとして「トラベル三脚」も参考展示。縮めた脚を雲台方向に折りたたむことで、折りたたみ時に雲台が飛び出ず、コンパクトに収納できるというもの。 小型化を重視した製品のため、脚は細く、5段となっている。重量は1kg、耐荷重は2kg。発売は5月で、価格は9万円程度の予定としている。
■ スリックのグリップ付き自由雲台 とくに新製品というわけではないが、ケンコー/トキナー/スリックのブースで大きくアピールしているのが、大型のハンドグリップを備えた自由雲台。グリップのレバーを握るだけで雲台のロックが解除され、離せば固定されるため、操作がしやすくなっている。重量870gの大型雲台である「AF2100」が15,225円、重量460gの軽量モデルである「AF1100」が13,650円となっている。
■ Crumplerなど新作バッグを展示 銀一ブースでは豪Crumplerのカメラバッグの新作を多数展示した。2005年モデルでは、外観や色の変更のほか、従来モデルでは「厚すぎる」と言われていた保護材を、通常のカメラバッグと同等程度に薄くしたのが特徴。6月頃から発売されるという。
同じ銀一ブースでは、Seaport DigitalのPCバッグ「i-Visor」を参考展示。一見通常のPCバッグだが、広げると液晶ディスプレイ用フードを立てることができ、屋外での視認性が向上して作業しやすくなるというもの。カメラを収納する場所はないが、デジタルカメラユーザーには便利な製品といえる。発売日は未定だが、15型ノート用が16,800円、より大型のPROが29,400円。
前出のケー・エフ・シーのブースには、Amabiliaの「Zooma Bag」シリーズが参考展示されている。Zooma Bagは一見ナイロン製のカメラバッグだが、内部にはアルミ製のシャーシが入っており、内部の機材を守る。また、台の代わりにバッグの上に乗る事もできる。さまざまなサイズが用意されているが、620×440×290mmの「Zooma Tech1」が57,750円となっている。5月に発売される。
■ 防水メモリカードケースなども 本庄はスイス ゲペの「Card Safe」メモリカードホルダーを展示。ポリカーボネート製のメモリカードケースで、衝撃などに強いとしている。また、帯電防止加工されており、静電気からメモリカードを守るとしている。防水機能を備えた「エクストリーム」もラインナップ。ブースでは水槽につけた状態で展示していた。 価格は2枚のカードを収納できる「スリム」が1,155円、4枚収納できる「ベーシック」が1,365円、防水機能付きで4枚収納できる「エクストリーム」が2,310円、エクストリームにキヤノンのバッテリNB-1LHまたはNB-3Lも収納できる「エクストリーム・コンビ」が2,310円。すでに発売されている。
ケンコーブースでは、同社が代理店となるメモリーカード「MICRODIA」シリーズが注目を集めている。転送速度は6.3MB/secと、現在のレベルでは取り立てて高速ではないものの、防水、防塵構造で、耐衝撃性も備えるのが特徴。128MB～2GBまでが予定されている。発売時期、価格などは未定。
（ 田中 真一郎 ） 2005/03/19 17:36
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