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ビックカメラ、10日オープンの柏店をマスコミに公開
~売り場には約400台のデジタルカメラが
ビックカメラ柏店
株式会社ビックカメラは8日、10日にオープンを控えた「ビックカメラ柏店」をマスコミに事前公開した。千葉県への出店は同社初となる。
場所はJR柏駅東口の「スカイプラザ」(柏市柏1-1-20)内。2階から6階にかけて約6,200平方mの売り場を展開し、スタッフは社員130名、アルバイト100名の230名の大型店舗となっている。商品種別は50万強。同社として8番目の規模になるという。「そごう柏店」とも2階、5階、8階で結ばれており、駐車場はそごう柏店の950台分と、契約駐車場601台の計1,551台分を確保している。
デジタルカメラは4階で販売。約400台の製品を展示し、ほぼすべての実機を手に取って稼動できる。コンパクトデジタルカメラではサンプルプリントも多く取り揃え、「お客様のニーズにあわせた展示を心がけた」(前田光洋店長)という。また、メーカー別ブースも設けており、各社の製品が展示されていた。
デジタル一眼レフコーナーも充実しており、大きな島だけで3つを展開。こちらも手にとって確かめられるよう、実機を多数展示している。また、レンズが異なるボディも多く、画角の差などをその場で確かめられる。
用品関連はメモリーカード、カメラバッグ、三脚、フィルター、露出計、ストロボ、台紙、アルバムなど一通り揃っており、カメラボディと同一フロアに展示。ただし、インクジェットプリンタは5FのPC売り場に設けられ、ペーパー類もそちらで揃うようになっている。スキャナも5Fにまとめられていた。なお、5Fに展示されているPCはすべてインターネットに接続済みで、テレビチューナー搭載モデルにはアンテナ線も繋がっているという。
セルフプリント端末も店内の隅ではなく通路の内側に設置。DPEカウンターではデジタルカメラプリントも受け付けている。価格はL判が1枚36円、2L判が84円、基本料はなし。
コンパクトデジカメを大量展示。この奥にも展示スペースが
メーカーごとの展示ブースも
キヤノンコーナーではSELPHYもアピール
デジタル一眼レフコーナー
レンズなどシステムの在庫も多い
記録メディア売り場。この裏にもある
三脚コーナー
カメラバッグ
プリンタ消耗品は5Fで販売
セルフプリント機も用意
DPEカウンター
前田光洋店長
営業部長の塚本智明取締役は、「以前より柏への出店の要望が多かった」と、立地について改めて説明。常磐線、成田線、東武野田線、国道6号線といったアクセスラインから、商圏人口を200万人強と見ている。年商は初年度売上目標が50億円。1日当たり約1万人(オープン当初は約2万人)の来場客を見込んでいる。
前田店長は同店のコンセプト「比較・体感・相談できるわたしのまちの専門店」を強調。「どんな些細なことでも相談に乗り、店頭で比較をしていただきたい」と「巨大専門店」への意欲を見せた。
そうした方針のひとつが新宿西口店で導入した「まとめがい総合カウンター」の存在で、柏店でもまとめがい専門のカウンターと販売員を配置し、顧客の相談に乗ることで需要を引き出すという。また、カメラや家電売り場では、フォトマスターや家電アドバイザーの資格を持つ販売を配備する。
なお、オープン時には通常10%のポイント還元を、商品によって最大23%まで還元。さらに21日まで広告売り出し期間としている。広告にはデジタルカメラのお買い得品もあり、例えば、オープン翌日の11日には「有名メーカー500万画素デジカメ袋」を12,800円で販売する。
なお、常磐新線が開通後、柏店の商圏はヨドバシカメラが出店する秋葉原との兼ね合いを無視できなくなる。ただし「柏店は秋葉原に対する楔として機能するのか」という質問には、塚本氏から「今のところ新線を考えた経営は考えてない」との回答があった。
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URL
ビックカメラ
http://www.biccamera.com/
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( 折本 幸治 )
2005/03/08 18:54
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