有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2005年1月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表した。
デジタルスチルカメラ全体は、生産台数が399万8,194台(前年同月比114.1%、以下同)、生産金額が101%の916億250万円と堅調に推移。ただし、国内出荷で見ると、台数43万5,225台(95.6%)、金額1,249億53万円(96.9%)と微減傾向が続いている。輸出については、台数が323万7,929台(112.5%)、金額が780億5,094万円(99.3%)となった。
デジタルカメラのうちレンズ交換式一眼レフタイプは、前月(2004年12月)に引き続き2倍以上の伸びを示した。生産台数は23万9,418台(218.9%)、生産金額は157億3,471万円(236.5%)。また、デジタルカメラ国内出荷のうち、同タイプが占める割合は台数で6.7%、金額で16.1%となり、前月より台数が2ポイント増、金額が4ポイント減少した。
一眼レフ用交換レンズは、総生産本数が37万9,879本(前年同月比107.7%、以下同)、生産金額が63億3,833万円(108.3%)。そのうち国内出荷は台数が5万5,572本(116.3%)、金額が14億9,459億円(110.%)と好調を維持している。
銀塩スチルカメラは、総生産台数が46万4,103台(76%)、生産金額が21億8,831万円(62.1%)。国内出荷も台数が3万884台(59.3%)、金額が4億525万円(60.9%)と続落した。
■ URL
CIPA
http://www.cipa.jp/
デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2005年1月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200501.pdf
スチルカメラ等生産出荷実績表2005年1月分(PDF形式)
http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200501.pdf
( 折本 幸治 )
2005/03/01 15:17
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