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ペンタックス、2005年度第3四半期は増収減益

~コンパクトデジカメの価格急落が影響

ペンタックスの低価格デジタル一眼レフ「*ist Ds」
 ペンタックス株式会社は10日、2005年度第3四半期(2004年4月1日~12月31日)の決算を発表した。これによると、売上高は1,029億6,900万円(前年同期比1.5%増、以下カッコ内は同様)、営業利益は42億7,100万円(14.3%減)、純利益は23億1,000万円の増収減益となった。

 セグメント別では、デジタルカメラ、交換レンズ、双眼鏡などを含むイメージングシステム事業が売上高500億2,900万円、営業利益1億7,700万円。デジカメ用レンズユニット、DVD/CD対物レンズなどを含むオプティカルコンポーネント・その他事業が売上高304億9,400万円、営業利益43億1,100万円。内視鏡などを含むライフケア事業が売上高224億4,600万円、営業利益43億1,100万円。

 同社では今期からセグメント別事業区分を変更しており、デジカメ用レンズユニットをイメージングシステム事業からオプティカルコンポーネント事業に、メガネをライフケア事業からオプティカルコンポーネント事業に移している。前年同期と同じ事業区分での業績は、デジタルカメラを含む映像関連事業が売上高609億1,800万円(6%増)、営業利益14億6,000万円(43%減)、機器関連その他事業が売上高178億9,100万円(8%増)、営業利益が26億4,100万円(120%増)、医療関連機器事業が売上高241億6,000万円(13%減)、営業利益が31億6,800万円(32%減)。

 同社では、デジタルコンパクトカメラの価格急落、DVD/CDレンズの競争による単価下落などを悪影響にあげている。

 なお、2004年4月1日~2005年3月31日の通期予想は売上高1,320億円、純利益45億円で、2004年11月の前回予想から、売上高が80億円、5.7%の下方修正、純利益が13億円、40.6%の上方修正となった。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  2005年3月期決算
  http://www.pentax.co.jp/japan/company/ir/semi/2005.html
  第3四半期業績の概要(PDF)
  http://www.pentax.co.jp/japan/company/ir/semi/soa/pentax_200503_4h3.pdf

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( 田中 真一郎 )
2005/02/10 19:48
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