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三洋エプソンイメージングデバイス、エプソンのフィリピン法人を子会社化


 三洋エプソンイメージングデバイス株式会社は10日、セイコーエプソン株式会社のフィリピン法人、Epson Precision (Philippines)のディスプレイ事業を100%子会社化すると発表した。設立は2005年4月を予定している。

 Epson Precisionのディスプレイ事業を分離独立させ、三洋エプソンイメージングデバイスの100%子会社とする。社名はSanyo Epson Imaging Devices (Philippines)。資本金は約18億円。

 今回子会社化するEpson Precisionは、2004年8月からセイコーエプソン向けに液晶ディスプレイの後工程(モジュール製造)を担当している。三洋エプソンでは今回の子会社化を「液晶ディスプレイ事業における後工程拠点の整備・強化」とし、前工程から後工程までの一貫した体制を確立するのが狙い。「より付加価値の高いコスト競争力のある製品を実現する施策の一環」としている。

 なお三洋エプソンは、新会社設立の前段階として、フィリピンの特別経済区当局Philippine Economic Zone Authorityから、Epson Precisionの100%子会社、Epson Imaging Devices Philippinesの設立について認可を受けたと発表した。

 三洋エプソンイメージングデバイスは、2004年10月にセイコーエプソン株式会社、三洋電機株式会社、鳥取三洋電機株式会社の液晶事業を統合して設立した企業。主な事業内容は、STN液晶、MD-TFD液晶、アモルファスTFT液晶、低温ポリシリコンTFT液晶などの中小型液晶ディスプレイと、それらを応用したデジタルカメラ、DVカメラ、携帯電話、カーナビゲーション向け液晶モジュールの開発、製造、販売。



URL
  三洋エプソンイメージングデバイス
  http://www.sanyo-epson.com/
  ニュースリリース
  http://www.sanyo-epson.com/newsroom/050210/
  【2004年3月24日】エプソンと三洋、液晶事業を統合(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0324/epson.htm


( 折本 幸治 )
2005/02/10 15:39
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