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米Fujifilm、屈曲光学系の薄型デジカメ「FinePix Z1」

　米Fujifilmは、厚さ18.6mmのスリムなデジタルカメラ「FinePix Z1」を、米国で6月に発売する。価格は449.95ドル。

　屈曲光学系を採用した光学3倍ズームレンズを搭載することで、スリムかつスタイリッシュな外観とした。筐体は金属製で、本体色は黒とシルバーが用意される。

　第5世代とされるスーパーCCDハニカムHRと、画像処理エンジン「RPプロセッサ」により、ISO800でもノイズの少ない撮影が可能としている。さらにRPプロセッサにより、起動時間0.6秒、シャッタータイムラグ0.01秒の高速動作を実現した。

　撮像素子は1/2.5インチの有効510万画素スーパーCCDハニカムHR。感度はISO64～800。記録画素数は最大2,592×1,944ピクセル。640×480/320×240ピクセル、30fpsでの動画撮影も可能。

　レンズは非球面レンズ2枚を含む8群10枚構成の屈曲光学系3倍ズーム。35mm判換算の焦点距離は36～109mm。開放F値はF3.5～4.2。最短撮影距離は60cm。マクロモードでは広角端で8cm、望遠端で45cm。

　2.5型11.5万画素の液晶ディスプレイを搭載。強化ガラスを採用し、ポケットやカバンからの出し入れ時に傷つきにくくしている。光学ファインダーは搭載しない。

　記録媒体はxDピクチャーカード。PCとの接続はUSB 2.0。電源はリチウムイオン充電池。本体サイズ90×18.6×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約130g。

■ ＵＲＬ
　 Fujifilm(英文)
　 http://www.fujifilm.com/
　ニュースリリース(英文)
　 http://www.fujifilm.com/JSP/fuji/epartners/PREventDetailPage.jsp?DBID=NEWS_825508&CAT_ID=234644

（田中真一郎）
2005/02/08 20:38

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