ソニー、2004年度第3四半期は13%の営業利益減

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ソニー、2004年度第3四半期は13%の営業利益減

～デジタルカメラは増収を維持

　ソニーは27日、2004年度第3四半期の連結業績を発表した。売上高が前年同期比7.5%減の2兆1,482億円、営業利益は同13%減の1,382億円。原価率の悪化などが響き、営業利益は減益となった。純利益は同55.3%増の1,438億円。

　デジタルカメラを含むエレクトロニクス分野は、売上高が前年同期比0.9%減の1兆5,108億円、営業利益は同23.3%減の494億円。減収した製品は、需要が減少したブラウン管テレビと携帯型オーディオ、単価が下落したビデオカメラなど。デジタルスチルカメラは、フラットパネルテレビ、液晶リアプロジェクションテレビとともに、増収になっている。

　そのほかの分野は、ゲームが売上高2,826億円(前年同期比23%減)、営業利益446億円(同36.8%減)。当期から売上がソニーBMGに移行した音楽は、売上高563億円(同60.1%減)、営業利益120億円(同25.6%減)。映画が2,031億円(同12.1%増)、営業利益186億円(同232.2%増)、金融が売上高1,450億円(同5.5%増)、営業利益139億円(同9.8%増)。その他が売上高642億円(同10.6%増)、営業利益25億円。

　2004年度の見通しは、売上高7兆1,500億円(前年度比5%減)、営業利益1,100億円(同11%増)、純利益1,500億円(同69%増)としている。なお同社は20日、AV機器類の価格下落、半導体需要の現象などにより、2004年度見通しを下方修正している。

■ ＵＲＬ
　ソニー
　 http://www.sony.co.jp
　 2004年度第3四半期連結業績のお知らせ(PDF形式)
　 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/fr/04q3_sony.pdf
　【1月20日】ソニー、業績見通しを下方修正(PC)
　 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0120/sony.htm

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・ソニーなど家電3社が中間決算を発表（2004/10/28）

（折本幸治）
2005/01/27 19:11

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