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CIPA、2004年11月のデジカメ国内出荷台数は続落

~デジタル一眼レフ、交換レンズは好調に推移

 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2004年11月分のカメラ生産出荷実績を発表した。

 デジタルスチルカメラの生産台数は662万4,403台で、前月比1.6%増、前年同月比25.8%増。生産金額は1,510億5,606万円で前月比5.1%増、前年同月比21.1%増。輸出に関しては前月比が台数で5.3%減、金額で3.3%減となったが、前年同期比では台数で36.5%増、金額で31.4%増となっている。

 出荷台数は678万2,737台で、前月比2.7%減、前年同月比27.9%増。そのうち国内出荷分は80万6,079台で、前月比22.1%増、前年同月比は13%減。2カ月連続で前年を割り込んだ。国内出荷金額も前月比28.6%増、前年同月比8.9%減の235億2,677万円と、前年を下回った。

 レンズ交換式一眼レフの生産台数は、前月比38.5%増、前年同月比199.9%増の33万9,164台と、引き続き好調に推移。生産金額は前月比42.1%増、前年同月比152.4%増の212億3,530万円。

 国内出荷も前月比34.5%増、前年同月比99.7%増の4万4,915台となり、前年のほぼ倍の水準に拡大した。デジタルカメラ国内出荷台数のうち、レンズ交換式一眼レフが占める割合は、前月より0.51ポイント増加の5.57%。国内出荷金額は40億4,762万円となり、国内出荷金額の17.2%(前月10.06%)を占めている。

 一眼レフ用交換レンズは生産数量が61万9,133本で、前月比20.9%増、前年同月比は48.7%増。生産金額は前月比6.1%増、前年同月比61.3%増の96億1,783万円となっている。

 銀塩カメラは生産台数が89万7,667台で前月比22.1%減、前年同月比35.7%減。しかし、生産金額は93億7,716万円で前月比81.6%増、前年同月比31.4%と増加している。ただし国内出荷分については、台数が前月比12.6%減、前年同月比49.3%減、金額が前月比13.8%減、前年同月比22.5%減と減少している。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルカメラ2004年11月生産出荷実績(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200411.pdf
  スチルカメラ等2004年11月生産出荷実績(PDF)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200411.pdf

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( 折本 幸治 )
2005/01/05 14:13
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