NEC液晶テクノロジー株式会社は、RGB各色10bitの入出力に対応したTFT液晶ディスプレイモジュールを開発したと発表した。
NECエレクトロニクスの10bit分解能液晶ディスプレイ用ソースドライバを採用し、RGB各色を1,024階調に制御する。同時表示可能色数は10億7,347万色。内部では12bit Look Up Table(LUT)を装備し、約685億色から最適な10億7,347万色を抽出し、表示する。
また、同社独自のSuper Advanced-Super Fine TFT技術により、輝度は235cd/平方m、視野角は上下左右とも170度、色度域はNTSC比72%を実現した。解像度はQXGA(2,048×1,536ピクセル)。
同社のこれまでのプロフェッショナル向けハイエンド液晶ディスプレイモジュールは、8bit入出力と10bit LUT内部処理を装備していたが、10bit入出力と12bit LUTでより高い色分解能を実現したとしている。
なお、同製品は10月20日から22日まで、パシフィコ横浜で開催される「FPD International 2004」に出品される。
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NEC液晶テクノロジー
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ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0410/1802.html
( 田中 真一郎 )
2004/10/18 16:16
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