富士写真フイルム株式会社は、デジタルカメラからの出力にも対応したデジタルミニラボ「フロンティア570E」を12月に発売する。価格は未定。
ミニラボ店や写真店用の機材で、いわゆる「お店プリント」をターゲットとする。新開発の迅速水洗技術により現像処理を短縮したほか、高速多列搬送、高速乾燥技術により、処理能力を向上させた。処理時間は露光を終えた印画紙が現像処理され、プリントとして排出されるまでが1分22秒。処理枚数は1,760枚/時で、従来機「フロンティア375」比で約25%向上している。
またA3サイズ相当のプリントにも対応したほか、出力機の設置面積がフロンティア375から約40%低減。消費電力も375比で約40%低減した。
スキャナーイメージングプロセッサー「SP3000」と、レーザープリンター・ペーパープロセッサー「LP5700」で構成される。「SP3000」は撮像素子にスーパーCCDハニカムを採用。光源はLED。カラーリバーサル、カラーネガ、白黒フィルムに対応。標準で135/APS兼用フィルムキャリアが搭載される。オプションで110、120、220の各フィルムに対応する。表示部は17型CRT。本体サイズは890×770×1,208mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約118kg。
「LP5700」は画素密度300dpi、副走査ラスター密度600dpiのRGBレーザー走査露光方式を採用。本体サイズは820×1,515×1,390mm(幅×奥行き×高さ)、運転時重量は約520kg。
■ お問い合わせ先
営業本部 フォトフィニッシング事業部
Tel.03-3406-2023
■ URL
富士写真フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/
ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj1271.html
( 田中 真一郎 )
2004/10/05 17:13
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|