■ 新機種の人気は上々
オリンパスブースでは発表されたばかりの一眼レフデジカメ「E-300」と、すでに発売済みのハイエンド機「E-1」を併せて「E SYSTEM」として大規模な展示を行なった。日本円で10万円弱という低価格機ということもあり、反応は上々。手にとって試用するには数分の待ち時間が必要な状態だ。
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今回の目玉、低価格フォーサーズ対応機E-300
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E-300の背面
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また、カラフルなカラーリングが特徴的な400万画素コンパクト機「μ-mini DIGITAL」も実機があった。ポップなデザインのせいか、女性に好評なようで、一般来場客と思われる若い女性がブースに集まってきていたのが印象的だ。なお、会場外の、ケルン大聖堂を望む橋のたもとには、miniつながり、ということで「μ-mini DIGITAL」のロゴをあしらったコンパクトカー、ローバー・ミニが駐車されている。絶好の撮影ポイントに止めておくことで、広告効果を狙ったキャンペーンのようだ。
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μ-mini DIGITAL
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μ-mini DIGITALの背面
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μ-mini DIGITALのロゴをあしらったローバー・ミニ
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■ 400万画素になったAZシリーズ
国内未発表モデル「AZ-2 ZOOM」は、前機種「AZ-1 ZOOM」から、画素数が300万画素クラスから400万画素クラスへとアップし、約20g軽量化した。
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国内未発表モデルのAZ-2 ZOOM
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左側面と背面
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背面
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撮像素子は総画素数423万画素、有効画素数400万画素の1/2.7型CCD。記録画素数は2,272×1,704/2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ピクセル。記録形式はJPEG。320×240/160×120ピクセル、15fpsで記録媒体いっぱいまでの音声付き動画撮影も可能。記録形式はQuickTime(Motion JPEG)。
レンズは7群9枚で構成される光学2.8倍ズーム。35mmフィルム換算の焦点距離は40~112mm、開放F値はF2.9~4.8。撮影可能距離は0.5m~無限遠。マクロモードでは0.3m~0.5、スーパーマクロモードでは0.3m以下。レンズの焦点域はAZ-1では28~115mmだったが、AZ-2では30~112mmになり、広角側、望遠側ともにやや狭くなっている。
記録媒体はxDピクチャーカード。モニターには2.5型、21万画素のTFT液晶を搭載。クレードルを同梱し、撮影後に大型液晶で画像再生ができるようになっている。
電源はリチウムイオン充電池。本体サイズは102×20.1×61mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録媒体を含まない重量は135g。
■ 日本未発表のコンパクト機も展示
さらに日本未発表モデルとして展示されているのが「C-470 ZOOM」、「C-370 ZOOM」の2機種。いずれも欧州では10月から順次発売される。価格は400万画素機のC-470が299ユーロ(日本円換算で4万円前後)。300万画素機のC-370が169ユーロ(同23,000円前後)。
C-470は、撮像素子に1/2.5インチ、有効画素数400万画素の原色フィルターCCDを搭載し、レンズは35mm判換算35~105mm、開放F値3.1~5.2。外観、仕様ともC-370とは大きく異なる。
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日本未発表モデルとして展示されているC-470 ZOOM
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C-470 ZOOMの背面
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C-470 ZOOMの底面
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撮影可能範囲は50cm~無限遠、マクロモード時は20cm~無限遠。スーパーマクロモード使用時は9cmまで。背面のモニターには、1.8インチ、13.4万画素の低反射型TFT液晶を採用。C-370には搭載されていない画像エンジン「TruePic TURBO」を搭載しており、ノイズリダクション効果が向上しているという。
電源は専用充電池のみで、アルカリ電池の使用には対応していない。ボディの大きさは99.5×35.5mm×58.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は160g。
一方のC-370は撮像素子に1/2.7インチ、有効画素数320万画素の原色フィルターCCDを採用。レンズは35mm換算38~114mm、開放F値2.9~5.0。
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こちらも日本未発表のC-370 ZOOM
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C-370 ZOOMの背面
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C-370 ZOOMの底面
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撮影可能範囲は50cm~無限遠、マクロモード時は20cm~90cm、スーパーマクロモードを使えば2cmまでの接写ができる。背面には1.5インチ、13万画素のTFT液晶をモニターとして搭載する。
電源には単三アルカリ電池2本または専用充電池を使用。ボディの大きさは87.5×38.5×62.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は140g。
このほかブースでは、AZ-1のフェラーリ仕様のモデルや、キューブ型のユニークなデザインが特徴のフォトプリンター「P-10」などが展示されている。
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AZ-1のフェラーリ仕様モデル
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クレードルに乗せた状態
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フェラーリのF1カーも展示されている
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キューブ型のフォトプリンターP-10
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オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/
( 伊藤 大地 )
2004/10/01 15:48
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