米Microsoftは29日(現地時間)、Photokina 2004においてプレスカンファレンスを開催し、デジタルカメラをPCの接続性を向上させる「Media Transfer Protocol」(MTP)、「Windows Connect Now」(WCN)、「ワイヤレスネットワーク・セットアップ・ウィザード」のデモを行なった。
これらの技術により、PCとデジタルカメラを、簡単に無線で接続し、画像を転送したり、PCからカメラを無線でコントロールできるようになる。また、同社ブースではニコンCOOLPIXをMTP対応としたプロトタイプ機によるデモを行なっている。
プレスカンファレンスでは、MTPとWCNについてProgram ManagerのDavid McLauchlan氏が解説した。McLauchlan氏はMTPを「デジタルカメラや音楽プレーヤーのようなポータブル・メディア・デバイスのための通信プロトコル」とし、デジタルカメラとPCの画像転送プロトコル「Picture Transfer Protocol」(PTP)のスーパーセット(上位互換規格)であるとした。