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14-50mm F3.8-5.6(左)と14-150mm F3.5-5.6
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パナソニックは、フォーサーズ準拠のデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ「Leica D Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」と、「Leica D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」を10月28日より順次発売する。
■ Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6
LEICAブランドの手ブレ補正機構付き標準ズームレンズ。10月26日に発売する。価格は9万9,750円。同日発表のデジタル一眼レフカメラ「LUMIX DMC-L10」のキットレンズとしても発売する。
L10が採用するコントラストAFに対応した初めてのレンズで、今後同社が発売するフォーザーズ用レンズは、すべてコントラストAF対応となる。
フォーサーズ規格のデジタル一眼レフカメラに装着した場合の35mm判換算の焦点距離は28~100mm。開放F値はF3.8~5.6。
手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載する。新たに流し撮り用補正モード「MODE3」を備える。DMC-L1、DMC-L10以外のフォーサーズカメラでは、常時手ブレ補正のMODE1のみが使用できる。手ブレ補正効果は3段分としている。
レンズ構成は11群15枚。非球面レンズ2枚を使用し、歪曲と周辺光量落ちの改善を図った。また、EDレンズ2枚により色収差を低減したという。絞りは7枚羽根の円形絞り。最短撮影距離は29cm。フィルター径は67mm。発売中の「D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. MEGA O.I.S.」は鏡筒部に絞り環を備えるが、Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6には搭載されていない。
本体サイズは74×93mm(最大径×全長)、重量は約434g。
■ Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
手ブレ補正機構付きの高倍率標準ズームレンズ。11月22日に発売する。価格は17万100円。
フォーサーズ規格のデジタル一眼レフカメラに装着した場合の35mm判換算の焦点距離は28~300mm。開放F値はF3.8~5.6。AF駆動用に、「XS(Extra Silent)テクノロジー」による同社製レンズ初の超音波モーターを搭載する。
手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載する。Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6同様に手ブレ補正効果は3段分で、流し撮り用のMODE3を備える。
レンズ構成は非球面レンズ4枚、EDガラス1枚を含む11群15枚。非球面レンズのうち1枚には直径30mmの高偏肉比メニスカス形状のレンズを採用する。絞りは7枚羽根の円形絞り。最短撮影距離は50cm。フィルター径は72mm。鏡筒部に絞り環を備える。
本体サイズは78.5×90.4mm(最大径×全長)、重量は約535g。
■ URL
パナソニック
http://panasonic.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070925-3/jn070925-3.html
製品情報(Vario-Elmar 14-50mm F3.8-5.6)
http://panasonic.jp/dc/leica_d_lens/vario_elmar14-50.html
製品情報(Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6)
http://panasonic.jp/dc/leica_d_lens/vario_elmar14-150.html
( 本誌:武石 修 )
2007/09/25 15:08
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