株式会社シグマは23日、18日に発売を予定していたニコン用「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM」の出荷を見合わせたと発表した。出荷を開始するための必要数量を確保できないためとしている。準備が整い次第、出荷を開始する。
APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSMは、キヤノン用、シグマ用、ニコン用の3本で発表され、当初は10月28日の発売を予定していた。その後、キヤノン用とシグマ用が11月3日に、ニコン用が11月19日に延期。さらにニコン用は12月28日に再度延期され、今回の発表で延期は3度目になる。なおキヤノン用、シグマ用は発売済み。
APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSMは、等倍撮影に対応した大口径マクロレンズ。価格は103,950円。SLDガラス2枚を含む12群16枚のレンズで構成。レンズ駆動用にHyper Sonic Motorを搭載。また、レンズのパワー配置や、スーパーマルチコートを採用し、デジタル一眼レフでの使用を考慮したという。最小絞りはF22、絞り羽根は9枚。最短撮影距離は38cm。