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オリンパス、クリエイティブ志向の「Photo Artist」特別講座を開催
オリンパスは24日、「ズイコーデジタルアカデミー『Photo Artist』開講記念特別講座 in 東京」を開催した。
Photo Artistは、2009年春に開講予定の写真講座。クリエイティブな志向の強い一眼レフユーザー向けに開講し、撮影技術だけでなく、作品発表の場も提供する。スタジオ撮影やロケーション撮影に加え、ギャラリーやカフェでのグループ展も予定している。
レンタル用の「E-3」、「E-520」、「E-420」。E-3をレンタルしていく参加者が最も多かったという
今回は本格開講に先駆けた特別講座という位置付け。「綺麗に撮れる」から「作風になる」までのステップアップに加え、既存機種ユーザーには現行機種に触れてもらうことも目的として企画したという。
講座内容は、モデルを招いてのポートレートと街頭スナップ。撮影した写真の選定、プリント、講師による講評も行なった。
講師はズイコーデジタルアカデミー講師の斎藤巧一郎氏と土屋勝義氏、PHaT PHOTO写真教室講師の神島美明氏、PHaT PHOTO'Sの松本友希氏。当日は300名を超える応募者の中から当選した60名が参加した。
集合場所はオリンパス本社のある東京・新宿の新宿モノリスビル。参加者は男女問わず、幅広い年齢層が集まった。参加者の多くは自前のデジタル一眼レフカメラを持ち込んでいたが、会場では当日レンタルも受け付けており、「E-3」、「E-520」、「E-420」を用意していた。
開講してすぐのオリエンテーションで撮影時の注意事項と簡単なカメラの使い方の説明があった後、講師をリーダーに各15名ずつのグループに分かれ、各々のロケ地に移動した。
記者が同行したグループのロケ地は、広尾の有栖川宮記念公園。終了時間までは自由行動だったが、基本的には講師の指導を受けながらの実践という形で進行した。初参加の参加者がズイコーデジタルアカデミーの常連参加者に撮影テクニックを訊くなどといった場面も見られ、全体的に終始打ち解けた雰囲気で、それぞれ思い思いに撮影を楽しんでいた。
講師の土屋勝義氏
モデルを招いてのポートレート撮影も実施した
終了時間になると新宿モノリスビルに再度集合。今回撮影した写真の中で一番良いと思う写真の選定とプリントを行ない、最後にグループごとに、参加者1人1人の作品について講師による講評が行なわれ、約7時間の講座は終了した。
講座終了後は参加者全体の作品を改めて審査し、最優秀賞に選ばれた作品の作者には12月20日発売予定の「E-30」と、キットレンズの「ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II」が発売日に贈呈される。
審査結果は12月6日~7日にベルサール六本木で開催する「オリンパスPhoto Festa」で発表する。また、写真雑誌「PHaT PHOTO」との共同企画として、参加者のグループ写真展も設置する。
ベストショット選定の様子。選定された画像は2Lサイズのプリントとして出力され講評を受けるとともに、「オリンパスPhoto Festa」に出展される
講評の様子。参加者はみな真剣に耳を傾けていた
Photo Artistは来年春から本格開講。オリンパスイメージングの営業本部国内営業統括部営業サポートグループ営業サポート東チームリーダーの菅野幸男氏によると、講座内容はまだ企画段階だが、1講座につき15名前後の人数で、半年程度の期間をかけて講座を開催していく予定という。その中で、エプソンデジタルカレッジとの連携や、ポートレートやスナップ以外のジャンルについても開講を検討しているそうだ。
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URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
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( 本誌:関根慎一 )
2008/11/27 00:23
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