Impress Watchとgooリサーチは26日、「デジタル一眼レフカメラに関する調査2008年版」の結果を公開した。
Impress Watch読者とgooリサーチ消費者モニターの双方を対象としたインターネット上での公開アンケート。調査期間は10月29日~11月5日。有効回答数は、Impress Watchが1万2,280、gooリサーチ消費者モニターは1,074。
デジタル一眼レフカメラの所有率は、Impress Watch読者が38.56%、gooリサーチ消費者モニターが10.06%。いずれも前回の調査(2006年8月)よりも増加している。とりわけImpress Watch読者は、「興味がない」との回答が1割程度にとどまるなど、デジタル一眼レフカメラへの関心の高さがうかがえる結果になった。
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Impress Watch読者のデジタル一眼レフカメラ所有率
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以下、Impress Watch読者の回答を見ると、メーカー別所有率は、キヤノン(51%)、ニコン(44.1%)、ペンタックス(19.9%)、オリンパス(16.9%)、ソニー(コニカミノルタ)(15.5%)の順。前回の調査より、2強と3位以下の差が縮まっている。
機種別では、EOS 40Dが8.6%でトップシェア。以下、D70(7.6%)、EOS Kiss Digital X(6.2%)、D300(6.1%)、EOS Kiss Digital N(5.4%)、K10D(5.3%)と続く。
購入時に重視するポイントは、メーカー(66.3%)、価格(62%)、対応レンズの豊富さ(41.8%)、操作性(36.8%)の順。前回と同じ傾向の中、ライブビュー(8.8%)、ごみ取り機能(27.3%)、手ブレ軽減機能(29.4%)が躍進した。
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メーカー別所有率(Impress Watch読者、以下同)
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デジタル一眼レフカメラを選ぶ際に重視する点
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購入検討中の機種としては、EOS 50DとD700が票を集めている。ただし、次機種を検討している読者は、全体の半数となっている。
なお、デジタル一眼レフカメラの非所有者が購入を検討している機種としては、EOS Kiss X2が23.5%でトップ。次いでD90(17.2%)、EOS 50D(14.1%)と続き、全体的にクラスを意識しない選択が目立つ。非所有者が重視する点としては、価格(70%)、メーカー(57.5%)が高いポイントを獲得した。
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購入を検討している機種名(デジタル一眼レフカメラ所有者)
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購入を検討している機種名(デジタル一眼レフカメラ非所有者)
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■ URL
調査結果
http://www.watch.impress.co.jp/headline/opinion/081126/
( 本誌:折本幸治 )
2008/11/26 14:53
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