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ニコン、「D300」の最新ファームウェアを公開
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~D700の一部機能を追加、AF精度の向上も
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D300
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ニコンは28日、デジタル一眼レフカメラ「D300」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はファームウェアA、ファームウェアBともにVer.1.10。
大きな変更点は、「感度自動制御」におけるシャッター速度の低速限界設定を1/250~1秒から、1/4,000~1秒に変えたこと。また、「マイメニュー」を「最近設定した項目」に置き換えられるようになった。著作権情報(撮影者名と著作権者名)の入力にも対応する。どちらもD700から加わった新機能。さらに縦位置自動回転が撮影直後だけ働かなくなり、カメラを構えた状態での確認がやりやすくなった。
コントラストAF、ダイナミックAF、ホワイトバランスの精度も向上したという。
上記を含めたファームウェアA:Ver.1.03/ファームウェアB:1.03からの変更点は、次の通り。
●再生メニュー
- 「再生画面設定」の「ハイライト」を「標準表示への情報追加」から「画像情報表示への追加」に変更。
- 「縦位置自動回転」を「する」に設定しても、撮影直後の画像確認時を自動回転させないようにした。
●撮影メニュー
- 「ISO感度設定」内「感度自動制御」の「低速限界設定」を1/250~1秒から1/4,000~1秒に変更。
- 「高感度ノイズ低減」を設定しているとき、情報画面で「高感度ノイズ低減」の強弱を表示。
- 長秒時ノイズ低減機能をONにして、撮影モードM、またはBulbでシャッター速度8秒未満で撮影したとき、ノイズが増える不具合を修正。
- 画質モード=RAW+JPEG、RAW記録方式=ロスレス圧縮RAW、または圧縮RAW、画像サイズ=SまたはM、撮影直後の画像確認=「する」に設定したとき、撮影後すぐに「拡大ボタン」を押すと異常画像が表示される不具合を修正。
●カスタムメニュー
- 「カードなし時レリーズ」を「レリーズ許可」にすると可能になる「デモモード」の大きさと色を変更。
●セットアップメニュー
- 「著作権情報」を追加。また設定時には、情報画面にCマークを表示する。
- 「ワールドタイム」の「現在地の設定」に、Ankara、Riyadh、Kuwait、Manamaを追加。
- GPS使用時に方位データがない場合、「GPS」の「情報表示」の方位を「---.--°」と表示。
●マイメニュー
- マイメニューを「最近設定した項目」に置き換えられる。
- 「マイメニュー登録」において、「カスタムメニュー」の「フラッシュ・BKT 撮影」内から「内蔵フラッシュ発光」(外付けスピードライト装着時は「外付けフラッシュ発光」)を登録可能にした。
●情報画面
- MB-D10で単3電池を使用している場合、情報表示画面で「MB-D10電池設定」の設定が確認できる。
●ライブビュー
- 「手持ち撮影」モードで拡大表示後にAFでピントを合わせると、AF前の拡大率のまま表示するように変更。従来は全画面表示に戻っていた。
- PC-Eレンズを使い、Camera Control Pro 2(Ver.2.2.0)以降でライブビュー撮影をする時、パソコンから絞りが変更できる。
●撮影全般
- ダイナミックAF時の捕捉性能が向上。
- コントラストAF時の合焦性能が向上。
- オートホワイトバランスの性能が向上。
- GPS情報での緯度・経度表示のうち、「秒」の3 桁目を切り捨てから四捨五入に変更。
- ミラーアップ撮影モードでの撮影中、30秒でタイムアウトとなった場合、設定したシャッタースピードでシャッターが切れない不具合を修正。
- スピードライトSB-800の距離優先マニュアル発光モード「GN」モードに設定し、カメラの半押しタイマーをオフからオンにすると、SB-800の距離表示が変更される不具合を修正。
■ URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ダウンロードページ
http://www.nikon-image.com/jpn/support/downloads/digitalcamera/firmware/index.htm#heading01
ニコンD300関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/08/24/6897.html
2008/10/28 22:03
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