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香椎由宇さんと通行人がコラボする「α・インタラクティブ・メガギャラリー」開幕


 ソニーは18日、デジタル一眼レフカメラ「α350」のプロモーションイベント「α・インタラクティブ・メガギャラリー」を、東京 六本木ヒルズのメトロハットで開催した。

 地下鉄六本木駅から六本木ヒルズへの入口となる「メトロハット」内に大型の360度スクリーンを設置し、女優の香椎由宇さんがデジタル一眼レフカメラ「α350」で撮影した写真を投影するイベント。香椎さんの作品は、3日間に及んだα350のTV CM制作中に撮影されたもので、約500枚の写真の中から50枚ほどがセレクトされている。

 イベントと同時にαの製品情報ページにスペシャルサイトが開設されており、こちらでも香椎さんの作品55点を見ることができる。

 スクリーンの一部にはメトロハット内のエスカレーターのリアルタイム映像が表示されている。このスクリーンの映像には、エスカレーター上の人の動きに応じて、動いている人から写真が湧き出てくるように表示される仕掛けがある。あたかもエスカレーターに乗っている人が多数の写真を呼び出しているような感覚を得られ、香椎作品と通行人が作り上げるインスタレーションになっているのだ。


六本木ヒルズ側から見たメトロハット内部。天井近くのスクリーンに写真が投影される。正面のスクリーンにはエスカレーターのリアルタイム映像が表示される
地下鉄側から見たメトロハット内部。360度スクリーンが設置されている

デモ映像。エスカレーター上の人が振っている手から写真が湧き出し、360度スクリーンに散って行く エスカレーターから見たリアルタイム映像。特にアクションを起こさず、エスカレーターで動いているだけでも反応して写真が表示される。

 この表示は、エスカレーターを撮影した動画をコンピューターに取り込み、動画内の人の「動き」を検出して、香椎さんの写真を重ね合わせる処理を施し、リアルタイムで投影する仕組みになっている。人を検出するポイントは「色」で、黒いものはエスカレーターの動き、そのほかの色を人の動きと判断する。エスカレーターに乗って移動しているだけでも検出されるが、手などを動かすとさらに「動き」として判断され、多数の写真を表示できる。

 エスカレーターに乗っている時間は40秒ほどの短い時間だが、それでも多くの人がこの仕掛けに気づき、動作する様子に見入っていた。

 イベントは23日まで。5時50分~0時20分の間、開催される。

 α350は、有効1,420万画素CCDと上下可動式液晶モニターを備えたデジタル一眼レフカメラで、7日に発売された。ライブビュー専用イメージセンサーを搭載し、ライブビュー中も位相差AFを使用することで、光学ファインダー使用時と同じレスポンスを実現した。実勢価格はボディ単体で9万円前後。


メトロハットの外壁もα・インタラクティブ・メガギャラリーに
六本木ヒルズ内でもプロモーション


URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  α・インタラクティブ・メガギャラリー
  http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/special/megagallery/
  スペシャルサイト
  http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/special/
  ソニーα350関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/02/05/7906.html

関連記事
ソニー、香椎由宇さんとα350によるインタラクティブ写真映像展(2008/03/11)


( 本誌:田中 真一郎 )
2008/03/18 17:40
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