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キヤノン、「EOS-1D Mark III」最新ファームウェア

~AF追随性やAF-ONボタン関連の問題を改善

EOS-1D Mark III
 キヤノンは28日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark III」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.1.3。CFおよびSDメモリーカード経由でアップデート可能。または、サービスセンターへの持ち込みも受け付けている。

 変更内容は次の通り。

  • 高速SDメモリーカード使用時の書き込みを高速化
  • AF-ONボタンとシャッターレリーズボタンの2つのボタンを押すタイミングによっては、シャッターレリーズができなくなる現象を修正
  • 屋外の明るい環境下や、低コントラストの被写体におけるAF追従性を改善
  • メニュー画面のスペイン語と韓国語の誤記を修正


 なおキヤノンでは、一部シリアルナンバーのEOS-1D Mark IIIについて、無償修理を28日から受け付けているが、修理品は最新ファームウェアに書き換えてからユーザーに発送するという。

 EOS-1D Mark IIIは、APS-Hサイズ相当の有効1,010万画素CMOSセンサーを搭載するプロ向けのデジタル一眼レフカメラ。最大10枚/秒の連写性能を持つ。液晶モニターは3型23万画素で、ライブビューでの撮影にも対応。セルフクリーニングユニットやCF/SDのデュアルスロットなども装備する。発売時期は5月。実勢価格は50万円弱。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ダウンロードページ
  http://web.canon.jp/imaging/eos1dm3-j/firmware.html
  キヤノンEOS-1D Mark III関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/03/12/5810.html


( 本誌:折本 幸治 )
2007/11/28 14:14
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