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キヤノン EOS-1D Mark II N/5D/30Dのファームウェアを更新

~画像がモノクロになる不具合などを修正

EOS-1D Mark II N
 キヤノンは同社製デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark II N」、「EOS 5D」、「EOS 30D」のファームウェアを更新し、同社サイトで公開した。

 EOS-1D Mark II Nは、Ver.1.0.4のファームウェアを公開した。撮影画像がモノクロームになる現象と、フォーカシングスクリーンEc-S使用時に、露出がオーバーになる現象が修正される。

 撮影画像がモノクロームになる現象は、ピクチャースタイルの「スタンダード」で「色の濃さ」を+4にし、sRGBの色空間で撮影した画像に発生することがある。ピクチャースタイルの「クリア」、「トワイライト」でも発生することがあるとしている。


EOS 5D
 EOS 5Dは、Ver.1.0.5のファームウェアを公開した。撮影画像がモノクロームになる現象と、EF 85mm F1.2Lとスピードライト580EXを使用していると時々シャッターがレリーズできない現象が修正される。

 モノクロームになる現象の発生条件はEOS-1D Mark II Nと同じで、「クリア」、「トワイライト」でも発生することがあるのも同様。

 レリーズできない現象は、これ以外のレンズやストロボとの組合せでも発生することがある。また、カメラ本体ナンバーの頭から5桁目が「1」のものに関しては、Ver.1.0.5に更新しても、修正できない。該当製品ユーザーはサービスセンターに問い合わせるよう、呼びかけている。


EOS 30D
 EOS 30Dは、Ver.1.0.4のファームウェアを公開した。一部製品で表示言語に簡体中国語/繁体中国語を設定すると、液晶モニターの表示に不具合が出る現象が修正される。

 なお、ファームウェアの更新にはWindowsまたはMac OSがインストールされたPCが必要。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  EOS-1D MarkII N
  http://web.canon.jp/Imaging/eos1dm2n/eos1dm2n_firmware-j.html
  EOS 5D
  http://web.canon.jp/Imaging/eos5d/eos5d_firmware-j.html
  EOS 30D
  http://web.canon.jp/Imaging/eos30d/eos30d_firmware-j.html


( 本誌:田中真一郎 )
2006/03/29 18:23
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