|
EOS 30D(レンズは別売)
|
キヤノンはデジタル一眼レフカメラ「EOS 30D」を3月中旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はボディのみで16万円前後の見込み。
2004年9月に発売された「EOS 20D」の後継機種。20Dからの主な変更点は、色調整機能「ピクチャースタイル」に対応したことと、液晶モニターが1.8型11.8万画素から2.5型23万画素に大型化されたこと。
細かい改良点は多岐にわたる。新たに搭載された機能はスポット測光機能や自動ノイズ低減、秒間3枚の低速連続撮影、RGBヒストグラムの表示、再生時のAFフレーム表示など。また、新たにイージーダイレクトボタンを搭載し、ボタンを押すだけでPictBridge印刷のほか、画像をPCに転送できるようになった。
また、起動時間が0.15秒に短縮され、連続撮影可能枚数がJPEGで30枚、RAWで11枚、RAW+JPEGで9枚に増えた。また撮影可能枚数が750枚になり、ISO感度設定が1/3段で設定できるようになり、1フォルダあたりの画像保存枚数が100枚から9,999枚になった。
APS-Cサイズ(22.5×15mm)で有効820万画素のCMOSを搭載する。ローパスフィルターは3枚構成。
最大記録画素数は3,504×2,336ピクセル。記録形式はJPEGとRAW。
レンズマウントはキヤノンEFマウントで、EFレンズのほかに、APS-Cサイズ専用レンズのEF-Sレンズも使用できる。35mm判換算の焦点距離はレンズ表記の1.6倍となる。ファインダーは視野率95%、倍率は0.9倍。
AF測距点は9点。中央にF2.8対応横センサーと、F5.6対応縦横クロスセンサー、周辺部にF5.6対応横または縦センサーを配置する。動体予測能力は50km/h 8m。
シャッター速度は最高1/8,000秒、シンクロは1/250秒。30Dからはシャッターの耐用回数が10万回と公開された。
|
|
CMOS
|
シャッターユニット
|
記録媒体はCF。PCとの接続はUSB 2.0。ガイドナンバー13(ISO100)で焦点距離17mm対応の内蔵ストロボを装備する。電源はリチウムイオン充電池で、BP-511A、BP-511、BP-514、BP-512を使用可能。別売オプションで、20Dや20Da用と同じバッテリーグリップ「BG-E2」が用意される。
本体サイズは144×73.5×105.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は700g。ボディはマグネシウム合金製。
■ お問い合わせ先
キヤノンお客様相談センター
Tel.050-555-90002
Tel.043-211-9556
■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-02/pr-eos30d.html?jp=eos30d
製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/30d/index.html
【2004年8月20日】キヤノン、820万画素デジタル一眼レフ「EOS 20D」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0820/canon1.htm
【お詫びと訂正】記事初出時、お問合せ先電話番号を誤って掲載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。
( 本誌:田中真一郎 )
2006/02/22 13:02
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|