キヤノンは14日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 20D」と「EOS Kiss Digital N」において、本体番号シールの印刷文字が接触などで薄くなることがあると発表した。対象製品のユーザーに対し、5月中旬より無償でシールを交換する。
EOS 20D
EOS Kiss Digital N
EOS 20D/Kiss Digital Nの場合、本体No.を記したシールが本体底部に添付されている。今回明らかになったのは、このシールの印刷文字に触れる、あるいは何かと擦れることで、「文字が薄くなる」、あるいは「消えてしまう」という問題。該当機種であっても製品の機能に影響はなく、本体番号自体も製品内にデータとして記録されているため、保証期間への影響はない。
※以下の掲載写真は本体No.を消しています。
20Dの本体No.シール
Kiss Digital N底面の本体No.シール
対象製品は、20Dの本体No.「0910400001-0910402496」、「0920400001-0920407771」、「0930400001-0930417770」と、Kiss Digital Nの「0310100001-0310112966」、「0320100001-0320105992」、「0330100001-0330127407」。また、上記本体No.以外の個体についても、印刷文字が薄くなったり、消えてしまったものを対象とする。なお、初代EOS Kiss Digitalでこの現象は発生しない。