キヤノンは29日、「EOS-1Ds Mark II」と「EOS-1D Mark II」の最新ファームウェアを公開した。バージョンナンバーは1Ds Mark IIが1.1.1、1D Mark IIが1.2.1。更新はメモリーカード経由で行なう。
EOS-1Ds Mark II
EOS-1D Mark II
適用することで、一部CFとの通信の信頼性が向上する。また、メニュー言語にロシア語、繁体中国語、韓国語が追加される。さらに1D Mark IIでは、カメラと一部のPCとで通信できない問題を回避できる。
EOS-1Ds Mark IIは、2004年11月下旬に発売されたデジタル一眼レフカメラ。実勢価格は90万円前後。35mmフルサイズのCMOSイメージセンサーを搭載し、有効画素数は約1,670万画素。EFマウントを採用し、CFとSDメモリーカードのダブルスロットや、2型液晶モニターなどを備える。連写コマ数は約4コマ/秒。重量は1,215g(本体のみ)。
EOS-1D Mark IIは、2004年4月発売のデジタル一眼レフカメラ。実勢価格は55万円前後。撮像素子に28.7×19.1mmの有効約820万画素CMOSイメージセンサーを採用。EFレンズを装着可能で、装着したレンズの焦点距離はレンズ表記の1.3倍相当になる。記録メディアはCFおよびSDメモリーカード。2型の液晶モニターを搭載する。連写コマ数は約8.5コマ/秒。重量は1,220g(本体のみ)。