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CAMEDIA SP-590UZ
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オリンパスは、26倍ズームの高倍率コンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA SP-590UZ」を4月に発売する。店頭予想価格は6万円前後の見込み。
2008年9月に発売した「CAMEDIA SP-565UZ」の後継機種。国内での発表に先駆けて、海外でも発売をアナウンスしていた。
レンズのズーム倍率は世界最大を謳う26倍。焦点距離は26~676mm相当(35mm判換算)。開放F値はF2.8~5。
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レンズ収納時
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ズームしたところ
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新機能として、背景をぼかして被写体を際立たせる「背景ぼかし機能」を装備する。カメラに設定されている8種類の枠の中から1つを選び、枠の中に被写体を配置して撮影すると、ソフトウェア処理により枠の外側がぼけていき、普通に撮影するよりも被写界深度を浅くしたような表現になる。ポートレート撮影などの際に被写体を強調する効果が得られるという。
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ぼかし機能適用前(オリンパス提供)
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ぼかし機能適用後(オリンパス提供)
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発表済みのμ-9000などにも装備している「ビューティーモード」を採用。被写体となる人物の肌を滑らかに仕上げる効果に加え、瞳のハイライトを強調する効果と目を大きくする効果をそれぞれ3段階の強度で設定可能。効果は重ねて適用することができる。ただし、適用後のサイズは200万画素相当になる。
また、16人までの顔検出が可能で、条件次第では16人全員へのビューティーモード適用も可能。被写体の笑顔でシャッターが切れるスマイルショット、顔検出AF、顔検出パーフェクトショット、10コマ/秒の連写機能も備える。
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ビューティーモード適用前(オリンパス提供)
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ビューティーモード適用後(オリンパス提供)
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撮影モードには、撮影した1枚目の画像を確認しながら2枚目を重ねて撮影できる「多重露光花火モード」を追加した。
撮像素子は有効1,200万画素の1/2.33型CCD。感度はISO64~1600。ISO3200~6400は500万画素相当に制限される。
液晶モニターには2.7型のハイパークリスタルII液晶を採用する。EVFも備える。対応メディアはxDピクチャーカード。microSDアタッチメントアタッチメント「MASD-1」を同梱する。内蔵メモリーは22MB。電源は単3電池×4。アルカリ乾電池とニッケル水素充電池が使用可能。テレビ出力用にHDMI端子を装備する。
本体サイズは110.1×91×89.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は435g(電池、メモリーカード含まず)。
なお、テレコンバージョンレンズ「TCON-17」も装着可能。TCON-17価格は1万2,600円。さらに従来機同様、クリップオンストロボ「FL-50R」(5万2,500円)および「FL-36R」(2万6,880円)のリモート制御にも対応する。
■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
製品情報
http://olympus-imaging.jp/product/compact/sp590uz/
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( 本誌:関根慎一 )
2009/02/05 11:11
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