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ペンタックス、最薄部16.5mmの「Optio P70」


Optio P70(シルバー)
 ペンタックスは、最薄部16.5mmの薄型コンパクトデジタルカメラ「Optio P70」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円台前半の見込み。本体色はシルバー、ピンク、ライトブルー。

 現行のOptioラインナップには無かった「P」が製品名に付く。海外では5日に発表済。従来モデルと同じく、レンズユニットの一部を光軸からずらして収納する独自技術「スライディングレンズシステム」を採用することで、光学4倍ズームを搭載しながら厚さ21.5mm、最薄部16.5mmを実現した。

 ボディの左右両端を曲面で絞り込んだスタイリッシュデザインを採用した。ストラップ取付け部も本体に一体化し、フラットな形状に仕上げている。外装にはアルミ合金を使用。シルバーモデルは梨地仕上げ、ピンクとライトブルーモデルにはクリア塗装を施した。

 縦位置撮影を快適に行なえるという「携帯ショット」機能を新たに搭載した。背面のボタンのみで電源ON、ズーム操作、撮影などが可能になるほか、液晶モニターのアイコン表示なども自動的に縦位置用の配置に切り替わる。「携帯電話感覚で気軽に撮影できる」としている。


Optio P70(ピンク) Optio P70(ライトブルー)

背面
 撮像素子は1/2.3型有効1,200万画素CCD。感度はISO64~6400。最大1,280×720ピクセル、15fpsでの動画撮影が可能。電子式手ブレ補正機能を搭載する。

 レンズは35mm判換算の焦点距離27.5~110mm、F2.6~5.8の光学4倍ズーム。最短撮影距離は広角端で40cm、望遠端で50cm。マクロモードでは広角端で10cmまでの接写が可能。オートマクロ機能により、近接撮影時には自動的にマクロモードに切り替わる。

 一度に32人までの顔を検出できる「顔認識AE&AF」機能を搭載する。最短0.03秒での検出が可能としている。さらに、笑顔を判別して自動的に撮影する「スマイルキャッチ」や、撮影時の目つぶりを警告する「まばたき検出」などの機能を備える。

 被写体の状況をカメラが判断し、最も適した撮影モードを自動的に選択する「オートピクチャー」モードも利用可能。2枚の撮影画像をカメラ内で合成し、焦点距離21mm相当(35mm判換算)の撮影が可能な「デジタルワイド」機能も搭載した。

 液晶モニターは約23万ドットの2.7型。記録メディアはSDHC/SDメモリーカードと約33.7MBの内蔵メモリー。電源はリチウムイオン充電池「D-LI88」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚。

 本体サイズは97×21.5×54mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約110g(本体のみ)、約125g(バッテリーとメモリーカードを含む)。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.jp/
  ニュースリリース
  http://www.pentax.jp/japan/news/2009/200902.html
  製品情報
  http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/optio-p70/feature.html

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( 本誌:武石 修 )
2009/01/15 15:13
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