ジェネラル・イメージング・ジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「E1050TW」、「E1055W」、「E1235」、「E1035」を2月中旬に発売する。価格はすべてオープンプライス。いずれも本体カラーにシルバー、レッド、ブラックを用意する。
ジェネラル・イメージング・ジャパンは、ジェネラル・エレクトリック(GE)ブランドのデジタルカメラを扱う独占ライセンシー、ジェネラル・イメージング(GIC)社の日本法人。2007年に発足し、世界市場でコンパクトデジタルカメラを展開している。このたび日本法人の設立とともに、国内デジタルカメラ市場への参入を2008年12月に発表した。
日本法人の代表取締役社長は、元オリンパスイメージング社長の小宮弘氏。GIC創業時のCEOでもある。小宮氏は日本市場において、「物量のマーケティングではなく、生活創造のマーケティングを進める」、「販売台数よりも、購入者の一人ひとりにこよなく愛されること」といった方針を掲げている。
なおジェネラル・イメージング・ジャパンは、3月26日に東京ビッグサイトで開幕する「フォトイメージングエキスポ2009」にブースを構える。
今回、ジェネラル・イメージング・ジャパンが国内に投入するのは、海外で「Eシリーズ」として展開するシリーズのうちの4機種。薄型のGシリーズや、低価格帯のAシリーズなどは含まれていない。
共通の特徴として、笑顔を検出してシャッターを切る機能、まばたき注意表示、赤目補正機能、パノラマ合成モードなどを備える。対応メディアはSDHC/SDメモリーカード。26MBの内蔵メモリーも搭載する。
■ E1050TW
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E1050TW(シルバー)
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タッチパネル式の3型液晶モニターを搭載するモデル。店頭予想価格は2万6,800円前後の見込み。
最大1,280×720ピクセル、30fpsの動画を撮影可能で、記録形式はMPEG-4。ハイビジョン対応テレビとの接続にも対応する。
有効1,000万画素の1/2.33型CCDを備える。最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。感度はISO64~3200。ただし、ISO3200では300万画素相当の記録となる。
レンズは35mm判換算で焦点距離28~140mm、F3.3~4.9の光学5倍ズームレンズ。最短撮影距離は広角端で60cm、望遠端で80cm。マクロモードでは広角端で5cmまで接近して撮影できる。
液晶モニターは約23万ドット。電源はリチウムイオン充電池「GB-40」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚。
本体サイズは92.5×23.5×57mm(幅×奥行き×高さ、以下同)、重量は約145g(バッテリー、メモリーカード含まず、以下同)。
■ E1055W
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E1055W(ブラック)
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E1050TWの下位モデル。店頭予想価格は2万2,800円前後の見込み。
E1050TWとの主な違いは、タッチパネルとHD動画撮影機能を搭載せず、モードダイヤルや操作ボタンを備える点と、望遠端の開放F値が5.1である点。そのほかの仕様はE1050TWと同様。
最大640×480ピクセル、30fpsの動画を撮影できる。電源はリチウムイオン充電池「GB-10」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約200枚。
本体サイズは92×19.5×58mm、重量は約145g。
■ E1235
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E1235(シルバー)
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3倍ズームレンズと2.7型液晶モニターを採用した機種。店頭予想価格は1万9,800円前後の見込み。
撮像素子は有効1,200万画素の1/1.7型CCD。最大記録解像度は4,032×3,024ピクセル。感度はISO64~3200。ISO3200では300万画素相当で記録する。
35mm判換算で34~102mm相当の光学3倍ズームレンズを装備し、開放F値は2.8~4.9。液晶モニターは約23万ドット。640×480ピクセル、20fpsのMPEG-4動画を記録できる。
電源はE1050TWと同じリチウムイオン充電池「GB-40」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約210枚。
本体サイズは103×24×56mm、重量は約145g。
■ E1035
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E1035(レッド)
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E1235の撮像素子を1/1.7型有効1,000万画素CCDにしたモデル。店頭予想価格は1万6,800円前後の見込み。最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。そのほかの仕様はE1235と共通。
■ URL
ジェネラル・イメージング・ジャパン
http://www.general-imaging.com/jp/
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( 本誌:関根慎一 )
2009/01/06 16:08
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