デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

キヤノン、女性向けデザインの新ライン「PowerShot E1」


左からバニラホワイト、コットンピンク、アクアブルー
 キヤノンは、使用するボタンを限定して撮影を簡単にする「らくらくモード」などを搭載するコンパクトデジタルカメラ「PowerShot E1」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万3,000円前後の見込み。本体色はバニラホワイト、コットンピンク、アクアブルーを用意する。

 やわらかい丸みを帯びたデザインのコンパクトデジタルカメラ。「IXYとは違う価値を求める女性層への訴求」を視野に入れ、女性デザイナーを起用した。「リラックス感」、「心地よさ」、「優しさ」をコンセプトにデザインしたとし、パッケージの化粧箱には各カラーのテーマに沿ったモチーフを配している。ボディはホーローのようにつややかな質感を持ち、塗装にメタリックパウダーは使用していない。また、各操作ボタンは視認しやすく、押しやすいように配慮したという。


バニラホワイト バニラホワイト(背面)

コットンピンク コットンピンク(背面)

アクアブルー アクアブルー(背面)

 被写体の顔を認識し、自動的に焦点を合わせるフェイスキャッチボタンを搭載する。フォーカスが顔に合うと、被写体が動いていても、動きに合わせて優先的にフォーカスし続けるとともに、ストロボ発光量を最適に設定する。同時に、モーションキャッチテクノロジーにより、ISO感度を上げて被写体ブレを軽減する。

 らくらくモードは、設定をすべてカメラに任せて、シャッターを押すだけで写真が撮れる撮影モード。ストロボのON/OFF以外の設定ボタンをすべて無効にすることで誤動作を防ぐ。同時発表の「PowerShot SX110 IS」、「PowerShot A2000 IS」、「PowerShot A1000 IS」にも搭載されており、モードダイヤルで設定できる。再生時の機能は画像送り、消去、スライドショーに限定され、わかりやすい表示の実現が図られている。

 ユーザーインタフェースは、PowerShot A1000 ISと共通。ただし、起動画面と操作音は開発コンセプトに沿った優しい印象になるという。

 1/2.3型有効1,000万画素CCDを搭載。最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。最大640×480ピクセル、30fpsの動画撮影が可能。記録形式はMotionJPEG(AVI)。感度はISO80~1600(シーンモードで3200)。映像エンジンはDIGICIII。らくらくモードを含む9種類の撮影モードを備える。

 レンズは、35mm判換算で35~140mm、F2.7~5.6の光学4倍ズーム。レンズ構成は5群7枚。片面非球面レンズを2枚使用する。最短撮影距離は50cm、マクロ撮影時は広角側で3cm、望遠側で30cmまで近づいて撮影できる。レンズシフト式手ブレ補正機構を搭載する。

 液晶モニターは2.5型11.5万ドットのTFT。光学ファインダーも備える。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus、HC MMCplus。電源は単3乾電池×2。アルカリ乾電池とニッケル水素充電池を使用できる。CIPA準拠の撮影枚数は、アルカリ乾電池使用時で約220枚、ニッケル水素充電池使用時で約450枚。

 本体サイズは101.2×31.4×63.8mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約160g。


本体および付属品


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/powershot/e1/


( 本誌:関根慎一 )
2008/08/26 13:55
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.