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ニコン、有効1,450万画素のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S710」

~12枚/秒の高速連写モードなどを搭載

 ニコンは、有効1,450万画素のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S710」を、29日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。本体色にはアーバンブラックとディープレッドを用意する。


アーバンブラック ディープレッド

 有効1,400万画素クラスの光学式手ブレ補正機能搭載機としては世界最小のコンパクトデジタルカメラ。カメラが状況に合わせてシーンモードを設定する「おまかせシーンモード」、最高12枚/秒(300万画素相当)の連写が可能な撮影モード「高速連写H」を新たに搭載する。

 有効1,450万画素の1/1.72型CCDを搭載、最大記録解像度は4,352×3,264。画像処理コンセプトの「EXPEED」を採用。最大640×480ピクセル、30fpsの動画撮影が可能。記録形式はAVI。

 レンズは35mm判換算28~101mm、F2.8~5.6の光学3.6倍ズーム。レンズシフト式手ブレ補正(VR)を搭載する。レンズ構成は6群7枚。最短撮影距離は広角側で50cm、望遠側で80cm。マクロ時では10cmまで近づいて撮影可能。

 同時発売の「COOLPIX S610c」、「COOLPIX S610」、「COOLPIX S560」と共通の特徴として、被写体の顔を認識してピントを合わせる「顔認識AF」の認識速度が高速化され、最大12人までの顔を認識できるとともに、顔の明るさを調整する「顔認識AE」も搭載する。また、笑顔を検出して自動的にシャッターが切れる「笑顔撮影モード」も備える。再生時には、「顔ズーム機能」により顔を拡大表示できる。

 最大10枚/秒の連続撮影を行ない、最も鮮明な画像を記録する「BSS(ベストショットセレクター)」、手ブレや被写体の動きを検知するとISO感度を上げる「モーション検知」機能を搭載する。感度はISO100~12800で、ISO6400~12800の記録画素数は300万画素相当になる。

 オートモード、シーンモードのほか、プログラムAE、シャッター速度優先AE、露出優先AE、マニュアルなど9種類の撮影モードを備える。

 液晶モニターは3型23万ドットのTFT液晶。反射防止コートを施した。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリは約42MB。電源はリチウムイオン充電池「EN-E12」。CIPA準拠の撮影枚数は約250枚。

 本体サイズは92.5×24×57.5mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約155g。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/0807_s710_03.htm
  製品情報
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/s710/


( 本誌:関根慎一 )
2008/08/07 15:58
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