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オプションの外部光学ファインダーとアクセサリーリングを装着したところ
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ニコンは、COOLPIXシリーズのフラッグシップモデル「COOLPIX P6000」を9月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後の見込み。
GPSユニットや有線LAN端子を備えたコンパクトデジタルカメラ。RAW記録にも対応するほか、ホットシューを備え、オプションで外部光学ファインダーを用意する。
撮像素子は1/1.7型有効1,350万画素CCD。最大記録解像度は4,224×3,168ピクセル。独自の画像処理コンセプト「EXPEED」を搭載する。COOLPIX独自のRAW形式(NRWファイル)での撮影が可能。カメラ内現像にも対応する。NRWファイルの現像は、カメラ内またはWindows Imaging Component(WIC)対応ソフトでのみ可能。画像ソフト「ViewNX」のNRWファイル対応およびNRWコーデックのダウンロード配布を10月上旬に行なう。なお、NRWはCaptureNX2/NXでの現像はできない。感度はISO64~ISO6400。ISO3200とISO6400時は300万画素相等での記録になる。最大640×480ピクセル、30fpsでのAVI動画も撮影可能。
レンズは35mm判換算28~112mm、F2.7~5.9の4倍ズーム。レンズシフト式手ブレ補正機構を搭載する。最短撮影距離は50cm。マクロ時は広角端で2cmまで接近しての撮影が可能。
撮影した写真に位置情報を付加できるGPSユニットを搭載する。ViewNXや写真共有サイト「myPicturetown」で、画像の位置情報と地図の連携をサポートする。また、有線LAN(100BASE-TX)端子を装備し、画像をインターネット経由でmyPicturetownに送信できる。NRWファイルのアップロードおよび共有も可能。
シーンモードやオートモードのほかに、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出の各モードを備える。
本体正面にはモードダイヤルやホットシューを設けた。外部ストロボSB-900/800/600/400を装着した場合i-TTL調光が可能。光学ファインダーも備える。液晶モニターは約23万ドットの2.7型TFT。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリは約48MB。
電源はリチウムイオン充電池「EN-EL5」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約260枚。本体サイズは107×42×65.5mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約240g。
オプションとして、28mm相当(35mm判換算)の画角に対応した外部光学ファインダー「NH-VF28」(価格未定、10月発売)、レンズの根本に取付けるアクセサリーリング「HN-AR1」(シルバーとグリーンのセット、2,800円、9月発売)を用意する。
■ URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/0807_p6000_02.htm
製品情報
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/p6000/
( 本誌:武石 修 )
2008/08/07 14:53
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