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パナソニック、1,470万画素の「LUMIX DMC-FX150」

~新たにマニュアル露出に対応

ブレードシルバー
 パナソニックは、有効1,470万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX150」を8月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万7,000円前後の見込み。本体色はブレードシルバー、ミラージュゴールド、エスプリブラックを用意する。

 同社が2007年6月に発売した「LUMIX DMC-FX100」の後継モデル。新開発の1/1.72型有効1,470万画素CCDを採用したほか、RAW記録に対応するなど機能を強化した。引き続き、LUMIXシリーズにおけるコンパクトデジタルカメラの上位モデルとしてアピールする。


ミラージュゴールド エスプリブラック

 映像処理エンジンは、前モデルのヴィーナスエンジンIIIから同IVになった。最大記録解像度は4,416×3,312ピクセル。RAW、RAW+JPEG、JPEGでの記録が可能。感度はISO100~1600。高感度モード時は最高ISO6400まで増感できる。最大1,280×720ピクセル、24fpsでのHD(720p)動画撮影が可能。記録はQuick Time(Motion JPEG)。別売のD端子専用コンポーネントケーブルでHD出力も可能。

 DMC-FX100では非搭載だった顔検出機能などを含むオートモード「おまかせiA」を搭載。同時発表の2008年秋モデルと同様に、ロックした被写体を自動追尾する「追っかけフォーカス」や、一度ロックした人物が横を向いても追尾を続ける「横顔追尾」機能が加わった。逆光補正も自動で行なえる。デジタル赤目補正も新搭載となる。さらに絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出が可能になった。3枚の画像を合成できる多重露出機能や、1度のシャッターで、白黒/カラー/セピアでの記録ができるカラーブラケット機能を新たに搭載した。また、2軸式のホワイトバランス微調整機能も追加した。

 レンズは35mm判換算の焦点距離28~100mm、F2.8~5.6のLeica DC Vario-Elmaritを引き継ぐ。最短撮影距離は50cm。マクロモードでは広角端で5cm、望遠端で30cmまで接近して撮影できる。AFフレームは9点から11点に増えた。


背面(ブレードシルバー) 同上面

背面(ミラージュゴールド) 同上面

背面(エスプリブラック) 同上面

 液晶モニターをDMC-FX100の20.7万ドット2.5型TFTから23万ドット2.7型TFTに変更した。また、パネルを斜めからでも見やすいという広視野角タイプにし、明るさを自動調整する「オートパワーLCDモード」に対応。記録メディアはSDHC/SDメモリーカードとMMC(静止画のみ)。内蔵メモリは約50MB。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影枚数は約330枚。

 本体サイズは96.7×24.8×54mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約151g。バッテリーとメモリカードを含む重量は約179g。市川ソフトラボラトリーのRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 3.0」の機種専用パッケージなどが付属する。



URL
  パナソニック
  http://panasonic.jp/
  製品情報
  http://panasonic.jp/dc/fx150/

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( 本誌:武石 修 )
2008/07/22 14:59
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