ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-W110」を、5月16日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は2万3,000円前後の見込み。
サイバーショットWシリーズのエントリーモデルで、2007年3月に発売されたDSC-W35の後継機。レンズが3倍ズームから4倍ズームに変更され、液晶モニターが2型から2.5型になった。
また、画像処理エンジンがBIONZになり、ダイナミックレンジ拡大機能「Dレンジオプティマイザー」や、笑顔検出機能「スマイルシャッター」が新たに搭載された。最高感度はISO1000からISO3200になり、CIPA準拠の撮影可能枚数が420枚に増え、初心者向けに設定項目や画面表示を削減した「かんたん撮影モード」が新設された。
ボディ表面にはヘアライン加工が施され、より高級感を増した。
撮像素子は1/2.5型有効720万画素CCD。最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。感度はISO100~3200。また640×480ピクセル、約30fpsでのMPEG-1動画撮影も可能。
レンズは35mm判換算32~128mm、F2.8~5.8のCarl Zeiss Vario-Tessar。非球面レンズ3枚を含む5群6枚で構成される。最短撮影距離は広角端で約4cm、望遠端で約50cm。
液晶モニターは2.5型11.5万ドット。記録メディアは約15MBの内蔵メモリとメモリースティックデュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ。
電源はリチウムイオン充電池「NP-BG1」。
本体サイズは88.2×22.9×57.2mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリーなどを含む重量は約156g。
■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200804/08-0423/
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-W110/
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( 本誌:田中 真一郎 )
2008/04/23 15:32
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