カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM CARD EX-S10」と「EXILIM ZOOM EX-Z80」を、2月15日より順次発売する。価格はオープンプライス。
スリムタイプのCARDシリーズと、小型ズーム機のZOOMシリーズに追加された新機種。どちらも従来よりも高さを抑えた外観とし、コンパクトさを強調している。
撮影機能では新開発の「オートシャッター」を採用。ブレ検出技術や顔検出技術を応用したもので、手ブレや被写体ブレが止まった瞬間や、自分撮りでフレームに顔が収まったとき、笑顔になったときに自動的に撮影される。
またH.264形式の動画撮影機能を搭載しており、最大848×480ピクセルでアスペクト比16:9のモノラル音声付動画を撮影できる。
このほか動画共有サイトYouTubeへのアップロード支援機能「YouTube」モードや顔検出機能、ブレ抑制機能「アンチシェイクDSP」を従来機より引き継ぐ。
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EXILIM CARD EX-S10
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EXILIM ZOOM EX-Z80
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■ EXILIM CARD EX-S10
スリムタイプのEXILIM CARDラインの新機種。1,000万画素機では世界最小/最薄としている。高い質感を備えた大人向けの製品と位置づけられ、本体色もシックな色調となっている。
店頭予想価格は4万円前後の見込み。発売日は本体色によって異なり、シルバー/ブラック/レッドが2月15日、ブルー/ホワイトが4月上旬。
撮像素子は1/2.3型の有効1,010万画素CCD。最大記録画素数は3,648×2,736ピクセル。感度はISO50~1600。
レンズは35mm判換算焦点距離36~108mm、F2.8~5.3の3倍ズームレンズ。最短撮影距離は通常約40cm、マクロモードで約15cm。
2.7型23万ドットのワイド液晶モニターを搭載する。記録メディアは11.8MBの内蔵メモリと、SDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus。
電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約280枚。
本体サイズは94.2×13.8~15×54.6mm(幅×奥行き×高さ)、電池と付属品を含まない重量は約113g。
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シルバー
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ブラック
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レッド
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ブルー
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ホワイト
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■ EXILIM ZOOM EX-Z80
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フォーカス枠をハートマークにすることができる
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メインストリームモデルのZOOMラインでエントリー向けを担う新機種。若い女性がアクセサリー感覚で持ち歩くことを想定して、本体サイズを小ぶりにし、パステルカラーやピンクの本体色を揃えた。また、フォーカス枠にハートマークを選べ、ピントがはずれるとハートが割れるといった仕掛けも備える。
店頭予想価格は3万円前後の見込み。発売日はシルバー/ビビッドピンク/ブルーが2月15日、グリーン/ピンクが3月7日。
撮像素子は1/2.5型の有効810万画素CCD。最大記録画素数は3,264×2,448ピクセル。感度はISO64~1600。
レンズは35mm判換算焦点距離38~114mm、F3.1~5.9の3倍ズームレンズ。最短撮影距離は通常約40cm、マクロモードで約10cm。
2.6型11.5万ドットのワイド液晶モニターを搭載する。記録メディアは12.4MBの内蔵メモリと、SDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus。
電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約210枚。
本体サイズは89.7×17.8~19×51.7mm(幅×奥行き×高さ)、電池と付属品を含まない重量は約100g。
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シルバー
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ビビッドピンク
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ブルー
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グリーン
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ピンク
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■ URL
カシオ計算機
http://www.casio.co.jp/
ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2008/exs10_z80.html
( 本誌:田中 真一郎 )
2008/01/29 16:18
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