富士フイルム、エントリー向けの「FinePix J」シリーズ2機種

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富士フイルム、エントリー向けの「FinePix J」シリーズ2機種

～5倍ズームモデルとスリムモデル

　富士フイルムは、エントリー向けのコンパクトデジタルカメラ「FinePix J50」と「FinePix J10」を、2月下旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

　FinePix Fシリーズとしてラインナップされていたエントリー向けモデルを、Jシリーズとして独立させた。いずれも顔検出機能を省略するなどにより、店頭価格2万円台の低価格が予想される。


FinePix J50	FinePix J10

■ 5倍ズームのFinePix J50

　FinePix J50は、5倍ズームレンズを搭載するモデル。発売日は2月下旬で、店頭予想価格は2万5,000円前後の見込み。

　レンズは35mm判換算焦点距離37～185mm、F3.2～4.8。最短撮影距離は広角端で約40cm、望遠端で約60cm。マクロモードでは広角端で約5cm、望遠端で約50cmでの撮影が可能。

　撮像素子は1/2.5型の有効815万画素CCD。最大記録画素数は3,264×2,448ピクセルで、記録形式はJPEG。感度はISO100～800。最大320×240ピクセル/30fpsのモノラル音声付動画を撮影することもできる。記録形式はMotion JPEG(AVI)。

　液晶モニターは2.7型約23万ドット。記録メディアは約12MBの内蔵メモリのほか、xDピクチャーカードとSDHC/SDメモリーカードが使用可能。電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約150枚。

　本体サイズは95.6×23×55.4mm(幅×奥行き×高さ)、充電池とメモリカードを含む重量は約160g。

■ 厚さ19mmのFinePix J10

　FinePix J10は、最薄部19mmの薄型ボディを備えたコンパクトデジカメ。発売日は3月中旬で、店頭予想価格は2万円前後の見込み。

　撮像素子は1/2.5型の有効815万画素CCD。最大記録画素数は3,264×2,448ピクセルで、記録形式はJPEG。感度はISO64～1600。最大640×480ピクセル/30fpsのモノラル音声付動画を撮影することもできる。記録形式はMotion JPEG(AVI)。

　レンズは35mm判換算焦点距離38～114mm、F2.8～5.2のフジノン3倍ズーム。最短撮影距離は約40cm。マクロモードでは広角端で約15cm、望遠端で約40cmでの撮影が可能。

　液晶モニターは2.5型約15万ドット。記録メディアは約8MBの内蔵メモリのほか、xDピクチャーカードとSDHC/SDメモリーカードが使用可能。電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約150枚。

　本体サイズは91×22×55mm(幅×奥行き×高さ)、充電池とメモリカードを含む重量は約127g。

■ ＵＲＬ
　富士フイルム
　 http://fujifilm.jp/
　ニュースリリース(J50)
　 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0181.html
　ニュースリリース(J10)
　 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0182.html
　製品情報(J50)
　 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixj50/
　製品情報(J10)
　 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixj10/

（本誌：田中真一郎）
2008/01/24 14:06

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