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ソニー、サイバーショット DSC-G1に位置情報を記録する機能を追加


DSC-G1
 ソニーは23日、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-G1」に、撮影位置情報を記録できるファームウェアを同社サイトで公開した。

 ただし、アップデートは2008年4月23日までの期間限定で、動作保証外となる。

 アップデートすると、DSC-G1に搭載された無線LAN機能と、「PlaceEngine」技術により、撮影地点の緯度経度を推定して、撮影情報に追加できるようになる。これにより、写真を地図上に表示できたり、地図情報共有サイト「PetaMap」(ペタマップ)で写真と地図情報を共有したりできる。また、DSC-G1付属の画像管理ソフト「Picture Motion Browser」で、撮影地域別に写真を分類することもできる。11月下旬に同社が公開する新しい地図ビューワーを使えば、PC上でオフラインで地図上に写真を貼り付けることもできる。

 このほか、アップデートにより動画関連の機能も改善される。再生時に変速早送り、スキップ、途中再生などが可能になるほか、動画一覧で未再生のものに「NEW」マークが入るようになる。また、16:9の映像もそのまま再生できるようになる。

 DSC-G1は、4月に発売されたコンパクトデジタルカメラ。メモリースティックデュオスロットのほかに2GBのフラッシュメモリと3.5型92.1万画素の液晶モニター、画像検索機能を搭載し、大量の画像を持ち歩いていつでも鑑賞する用途を想定する。また、IEEE 802.11b/gの無線LANを搭載し、画像をPCやほかのDSC-G1とやりとりできるほか、DLNAによる画像の共有にも対応する。撮像素子は1/2.5型の有効600万画素CCD、レンズは38~114mm相当(35mm判換算)/F3.5~4.3の光学3倍ズーム。

 PlaceEngineは、近くの無線LANアクセスポイントのMACアドレスや電界強度を取得し、PlaceEngineサーバーに照会することで位置情報を推定する技術。アクセスポイントが近くにあり、サーバーに測定位置の電界情報がある必要があるが、GPSの電波が届かない場所でも約5~200mの範囲内で位置が推定される。



URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200710/07-1023/
  アップグレードのお知らせ
  http://www.sony.jp/products/di-world/cyber-shot/enjoy/contents/G1-verup/
  PlaceEngine
  http://www.placeengine.com/

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/10/23 14:05
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