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ペンタックス、1,200万画素になった「Optio A40」


Optio A40
 ペンタックスは、有効1,200万画素CCDを搭載するコンパクトデジタルカメラ「Optio A40」を11月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

 CCDシフト式手ブレ補正、シャッター速度優先AE、マニュアル露出などを装備するOptio Aシリーズの最新モデル。3月発売の「Optio A30」との主な違いは、CCDを1/1.8型有効1,000万画素から1/1.7型有効1,200万画素に変更したこと。

 また、明暗差の激しい被写体のハイライト部やシャドー部の階調を補正して白トビや黒ツブレの発生を抑えるという「ダイナミックレンジ補正」を新たに装備。さらに、顔検出を活かし、上半身アップの構図にトリミングする「ベストフレーミングモード」を新搭載している。

 フル解像度での最高感度はISO1600。記録サイズが5M固定になる「Digital SR」モードでは、最高ISO3200まで自動で増感する。なお、最低感度がOptio A30のISO64から、ISO50に下がっている。



 レンズは焦点距離37~111mm相当(35mm判換算)、F2.8~5.4の光学3倍ズーム。Optio A30とほぼ同じスペックとなっている。解像度を下げることで光学ズームの画質を維持したまま画角を狭める「インテリジェントズーム」も引き続き利用できる。マクロモード時の最短撮影距離は12cm(広角端~11.5mm時)、スーパーマクロモード時6cm(広角端)。手ブレ補正の効果段数は2.5~3.5段分。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。21MBの内蔵メモリも備える。液晶モニターは23.2万画素の2.5型。明るさを一時的に上げる「LCDブースター」も引き続き搭載する。バッテリーはリチウムイオン充電池の「D-LI68」。CIPA規格準拠のバッテリー寿命はOptio A30の約150枚から増加し、約240枚となった。

 動画はAシリーズの特徴であるDivX準拠のMPEG-4。AVI形式、640×480ピクセル、30fpsでの記録に対応する。動画記録中は、電子式の手ブレ補正「Movie SR」を利用可能。

 1コマ撮影、セルフタイマー撮影、連続撮影、リモコン撮影に加え、ドライブモードに多重露光モードを搭載。本体サイズは91×23.5×56.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は130g(電池、SDメモリーカード含まず)、150g(電池、SDメモリーカード含む)。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.pentax.co.jp/japan/news/2007/200784.html
  製品情報
  http://www.digital.pentax.co.jp/ja/compact/optio-a40/feature.html

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/10/02 10:33
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