ニコン、手ブレ補正搭載機や電池寿命最長のエントリーモデル

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ニコン、手ブレ補正搭載機や電池寿命最長のエントリーモデル

　ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX L15」と「COOLPIX L14」を10月に発売する。価格はともにオープンプライス。店頭予想価格は、COOLPIX L15が2万5,000円前後、COOLPIX L14が2万円前後の見込み。


COOLPIX L15(シルバー)	COOLPIX L14

　どちらもエントリー向けの「COOLPIX L」シリーズの新製品で、同時発表の「COOLPIX P5100」などと同じく、今回からデジタル一眼レフカメラと同名の画像処理コンセプト「EXPEED」を採用する。新モデルの特徴は、ともに「らくらくオート撮影」機能を搭載したこと。電源ONにすれば、カメラの設定を気にせずすぐに撮影できるという。

　また、2機種とも電源に単3電池2本を使用。約23MBの内蔵メモリとSDHC/SDメモリーカードスロットを備える。

■ COOLPIX L15

COOLIX L15(ピンク)

　4月発売の「COOLPIX L12」に続き、レンズシフト式手ブレ補正「VR」を装備。補正効果は約3段分。また、エントリークラスとしては比較的珍しく、約23万画素の2.8型液晶モニターを採用している。本体色はシルバーとピンク。

　撮像素子は1/2.5型有効800万画素CCD。ISO感度はISO64～1000。焦点距離35～105mm(35mm判換算)、F2.8～4.7の光学3倍ズームレンズを搭載する。最短撮影距離は、通常時50cm、マクロモード時約15cm。AFエリアは顔認識と中央のみ。640×480ピクセル、30fpsの動画記録にも対応する。

　CIPA規格準拠の撮影枚数は、アルカリ電池が約160枚、リチウム電池が約580枚。そのほか、電源としてオキシライド乾電池も使用できる。本体サイズは約91×61×29.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約125g(本体のみ)。

■ COOLPIX L14

　COOLPIX L15と違いは、CCD、レンズ、液晶モニターなど。さらにVRも非搭載となる。カラーはシルバーのみ。

　撮像素子は1/2.5型の有効710万画素CCD。レンズは38～114mm相当(35mm判換算)で、開放F値はF3.1～5.9。通常時約60cm、マクロモード時約10cmの近接撮影が行なえる。640×480ピクセル、30fpsでの動画記録も行なえる。

　液晶モニターは約11.5万画素の2.4型。CIPA規格準拠の撮影可能枚数は、アルカリ電池が約440枚、ニッケル水素充電池が約520枚、リチウム電池で約1,000枚。「世界最長の電池寿命」としている。本体サイズは約90.5×27×61.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約115g(本体のみ)。

■ ＵＲＬ
　ニコン
　 http://www.nikon.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2007/0830_l15_04.htm
　製品情報(COOLPIX L15)
　 http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/l15/
　製品情報(COOLPIX L14)
　 http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/l14/

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・ニコン、実売2万5,000円の光学式手ブレ補正搭載機「COOLPIX L12」（2007/02/20）

（本誌：折本幸治）
2007/08/30 17:56

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