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ペンタックス、1,000万画素になった「Optio S10」

~人物を自動でトリミングする「ベストフレーミングモード」搭載

Optio S10(ブルー)
 ペンタックスは、有効1,000万画素のコンパクトデジタルカメラ「Optio S10」を9月13日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円台半ばの見込み。本体色はシルバーとブルー。

 コンパクトなボディが特徴の「Optio S」シリーズの最新機種。前モデルの「Optio S7」と異なり、撮像素子を1/2.5型有効700万画素から1/1.8型1,000万画素に変更している。有効1,000万画素モデルで世界最小・最軽量という。

 設定可能な感度はISO64/100/200/400/800/1600。「高感度ぶれ軽減モード」(Digital SR)モード選択時は最大ISO3200まで選択可能。Optio S7はISO1600までだった。

 前モデルに引き続き「顔認識AF&AE」を搭載。さらに新機能として、認識した人物を中心にトリミングし、自動的に上半身アップの構図で撮影できる「ベストフレーミングモード」を備えている。ただし記録サイズが3M(2,048×1,536ピクセル)となる。

 Optio S7と同じく、DivX MPEG-4準拠の動画機能も搭載。最大640×480ピクセル、約30fpsでの記録が行なえる。動画撮影時には、電子式ブレ補正機能「Movie SR」も利用できる。


シルバー 背面

 レンズは焦点距離38~114mm相当(35mm判換算)、開放F2.8~5.4の光学3倍ズームレンズ。新たに、光学ズームの画質を維持したまま、記録画素数を減らすことで拡大撮影を行なう「インテリジェントズーム機能」を搭載した。最短撮影距離は0.35m、マクロ0.12~0.4m、スーパーマクロ0.06~0.15m。 

 前モデルを含むOptioシリーズと同様、被写体に最適なシーンモードをカメラが自動的に判断して撮影する「オートピクチャ―」モードなどを搭載。機能を割り当てられる「グリーンボタン」も引き続き採用する。

 液晶モニターは微反射タイプの2.5型23.2万画素。画面の明るさを高める「LCDブースター」も利用できる。SDHC/SDメモリーカードに加え、約22MBの内蔵メモリへの記録も可能。電源はリチウムイオンバッテリー。CIPA規格準拠の撮影可能枚数は約250枚。

 レンズを中心にひろがるスピンドルラインなど、前モデルの特徴的な意匠を継承。本体サイズは87×21×54mm(幅×奥行き×高さ)、重量は110g(本体のみ)、130g(電池、SDメモリーカード含む)。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.pentax.co.jp/japan/news/2007/200776.html
  製品情報
  http://www.digital.pentax.co.jp/ja/compact/optio-s10/feature.html

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/08/23 10:00
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