ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-W200」を、6月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。米国では2月に発表済み。
サイバーショットWシリーズの最上位モデルとなる機種。コンパクトデジタルカメラとしては初めて有効1,210万画素CCDを搭載するほか、シーンモードやプログラムAEのほかにマニュアル露出による撮影が可能。
また、画像処理エンジン「BIONZ」を搭載し、顔検出機能「顔キメ」や高感度撮影機能、Dレンジオプティマイザー、ハイビジョン出力機能など、G1を除く2007年春モデルのサイバーショットと同様の新機能を備える。
高級コンパクト機としてボディの質感にも配慮し、ボディ素材をフルメタルとするほか、レンズ鏡筒周囲の無垢のアルミ素材リング部は高級時計のベゼルをイメージしてデザインし、ダイヤカットロゴを施す。
CCDのサイズは1/1.7型で、最大記録画素数は4,000×3,000ピクセル。感度はISO100~800。EX高感度モードでは最高ISO6400での撮影が可能だが、記録画素数は2,048×1,536ピクセルになる。最大640×480ピクセル、約30fpsのMPEG-1動画も撮影できる。
レンズは、非球面レンズ3枚を含む6群5枚で構成されるCarl Zeiss Vario Tessar。35mm判換算焦点距離は35~105mm、開放F値はF2.8~5.5。レンズシフト式手ブレ補正機能を備える。最短撮影距離は約50cm、マクロモードでは広角端で約5cm、望遠端で約34cm。
記録媒体は約31MBの内蔵メモリと、メモリースティックデュオ/メモリースティックPROデュオ。液晶モニターは2.5型11.5万画素。光学ファインダーも備える。電源はリチウムイオン充電池で、DSC-T100/T20/W80と共通のNP-BG1を使用する。CIPA準拠の撮影可能枚数は約300枚。
本体サイズは91×27.3×58.5mm(幅×奥行き×高さ)、撮影時重量は約173g。
別売オプションで0.7倍ワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH0737」(1万2,600円)、2.6倍テレコンバージョンレンズ「VCL-DH2637」(1万3,650円)が用意される。コンバージョンレンズ使用時にはレンズアダプター「VAD-WD」(3,150円)が必要。
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リチウムイオン充電池はNP-BG1
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別売アクセサリー。左から羊革ソフトケース、DSC-W200、テレコンバージョンレンズ、ワイドコンバージョンレンズ、GPSユニット、サイバーショットステーション
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■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200705/07-0514/
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-W200/
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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/05/14 15:00
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