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Fujifilm U.S.A.、4倍ズームやIrSimple採用の入門機を発表


 Fujifilm U.S.A.は22日(現地時間)、エントリークラスのコンパクトデジタルカメラ「FinePix A900」と「FinePix A820」を発表した。米国で5月に発売。価格は、FinePix A900が199.95ドル、FinePix A820が179.95ドル。

 今春モデルとして発売済みの「FinePix A800」や「FinePix A610」がベースと見られる新製品。画素数の増加に加え、レンズのズーム倍率を3倍から4倍に変更。また、新たに高速赤外線通信「IrSimple」機能を搭載している。


FinePix A900(正面) FinePix A900(背面)

FinePix

 有効903万画素の1/1.6型スーパーCCDハニカムHRを採用。最大記録解像度は3,488×2,616ピクセル。設定可能な感度はISO100/200/400/800。320×240ピクセル、30fpsでの動画記録にも対応する。

 レンズは焦点距離39~156mm(35mm判換算)、F2.9~6.3の光学4倍ズーム。最短撮影距離は2フィート(約0.6m)。マクロモード広角端では0.3フィート(約9cm)、同望遠端では0.9フィート(約27cm)となる。

 液晶モニターは2.5型11.5万画素。内蔵メモリは約10MB。xD/SD共用スロットを備える。電源は単3電池2本。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池が利用できる。本体サイズは96.5×33×61mm(幅×奥行き×高さ)、重量は155g。


FinePix A820

 FinePix A900との違いは、撮像素子が1/1.6型有効830万画素のスーパーCCDハニカムHRになっていること。焦点距離39~156mm(35mm判換算)、F2.9~6.3の光学4倍ズームレンズをはじめ、そのほかの主な仕様は共通。本体サイズや重量もFinePix A900と同じ。


FinePix A820(正面) FinePix A820(背面)


URL
  Fujifilm USA(英文)
  http://www.fujifilmusa.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.fujifilmusa.com/JSP/fuji/epartners/PREventDetailPage.jsp?DBID=NEWS_864055&CAT_ID=-1007

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/02/23 16:52
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