富士フイルムは、スーパーCCDハニカムHR Vを搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix A600」を11月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、19,000円前後の見込み。
同社が2月に発売した「FinePix A500」の後継モデル。撮像素子をA500の1/2.5型有効512万画素スーパーCCDハニカムHR Vから1/1.7型625万画素スーパーCCDハニカムHR Vに変更し、画素数に加えてセンサーの大型化を図った。最大記録解像度は2,848×2,136ピクセル。最大320×240ピクセル、10fpsでのAVI動画撮影も可能。
レンズは、35mm判換算での焦点距離が36~108mmのフジノン光学3倍ズーム。A500の同38~114mmから広角側にシフトした。開放F値はA500のF3.5~5.6からF2.8~5.2と明るくなった。最短撮影距離は約50cm、マクロ時は約10cm。
液晶モニターはA500の1.4型から2.4型に変更し、画素数も約7.7万画素から11.2万画素になった。晴天下などで反射を防ぐという特殊コーティングを施している。
記録媒体は約12MBの内蔵メモリとxDピクチャーカード。ISO感度はISO100/200/400。設定可能な測光方式は64分割測光のみ。撮影モードは、オートのほか人物、風景、スポーツ、夜景の各シーンモードを備える。
電源は単三型アルカリ乾電池×2本。ニッケル水素充電池も使用可能。CIPA準拠の撮影枚数は、アルカリ乾電池が約100枚、ニッケル水素充電池が約350枚。本体サイズは93×30.1×60(幅×奥行き×高さ)、重量は184g(付属アルカリ乾電池と記録メディアを含む)。
■ URL
富士フイルム
http://www.fujifilm.co.jp/
ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0048.html
製品情報
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixa600/
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( 本誌:武石 修 )
2006/10/26 17:23
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