表彰式では、入選作品の発表と審査員のサイン入り表彰状の授与が行なわれた。入選者には、オリジナルカレンダーと「GR DIGITAL 1周年記念モデル」が贈られた。
入選したのは、吉川直人氏の「雨上がりのあじさい」(表紙)、鳥丸和幸氏の「湖岸の朝」(1月)、加藤英子氏の「Black&Gray KISS」(2月)、正井徹氏の「棟梁」(3月)、藤原慎吾氏の「春日」(4月)、Kingston Chang氏の「Seal on beach」(5月)、福田竜也氏の「自然がくれたレンズ」(6月)、Andri Irawan氏の「Fish-Flock」(7月)、角野太郎氏の「夏」(8月)、内藤知裕氏の「夕暮れ」(9月)、渡邉修氏の「休日」(10月)、Jim Graham氏の「Point Wilson at Sunset」(11月)、高橋達平氏の「Love is Illusion」(12月)。
GR DIGITALについては、「いつも持っていられるカメラ」と小型の点を評価。また、「シンプルで機能が豊富でない分、ユーザーがいろいろ工夫をするため、かえって様々な写真がとれる」とし、「カレンダーコンテストの写真もバラエティがあった」と述べた。
■ 1周年記念モデルは限定販売も
コンテストの入賞者には副賞としてGR DIGITAL 1周年記念モデルが贈られた。「誕生日にふさわしいものということでいろいろ検討したが、あえてGR DIGITALらしくないものにしてみた」(湯浅氏)の言葉通り、デジタルカメラとしても大変珍しいデザインのカメラとなった。
記念モデルはどら焼きに包まれて登場
GR DIGITAL1周年記念モデル
GR DIGITALをベースに、「大空に天使が飛んでいるところをイメージした」という外観は、青と水色のボディカラーにイラストレーターの寺田克也氏書き下ろしの天使の絵を配した。ボディ全面の天使の指先はGR DIGITALのロゴを指さしており、「芸術の神がシャッターを押すイメージ」にしたという。また、ボディ上面のシャッターに伸びる天使の手は、「神のインスピレーションがシャッターボタンに伸びていく感じを表した」という。
天使がGR DIGITALのロゴを指さす
ストロボ部に天使の顔を描いた
レンズ周りには水色のリングを採用
電源OFF時には天使の絵が現れる
記念モデルのパーケージには、特製ネックストラップとカメラを包むためのイラスト入りポーチを同梱する。
特製ネックストラップ。ロゴ部分が水色の刺繍になっている
同梱のポーチにも天使のイラストが入る
限定モデル専用の外箱を用意
イラストを担当した寺田克也氏のプロフィール
同社では、GR DIGITAL 1周年記念モデルを11月24日から全世界で限定1,000台を販売するとしている。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。