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三洋電機、手ブレ補正を備えた「Xacti DMX-CG6」

~最大ISO1600での撮影をサポート

 三洋電機は25日、電子式手ブレ補正機能を搭載したXactiの新モデル「DMX-CG6」を発表した。発売日は11月下旬。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。カラーはシルバー、ネイビー、ピンクの3色を用意する。


 2005年11月に発売した「Xacti C6」の後継となるモデル。撮像素子はC6から引き続き1/2.5型有効約600万画素CCDを採用。最大記録解像度は2,816×2,112ピクセル。補間処理により3,680×2,760ピクセル(1,000万画素相当)での記録も可能。


DMX-CG6(シルバー) ネイビー

ピンク

 レンズは35mm判換算38~190mm相当の光学5倍ズーム。開放F値はF3.5~4.7。最短撮影距離は広角端が10cm、望遠端が80cm、スーパーマクロが広角端で1cm。最大640×480ピクセル、30fpsでの動画撮影が可能で、記録形式はMPEG-4。液晶モニターは約11万画素の2.5型TFT。記録メディアはSD/SDHCメモリーカード。


手ぶれキャンセラーを搭載した
 独自に開発したデジタル信号処理による手ブレ補正機構「手ぶれキャンセラー」を搭載。同機能は、内蔵したジャイロにより画像のブレ成分を打ち消すというもの。握って撮るスタイル特有の手ブレ周波数に適応したアルゴリズムを採用し、シャッター速度換算1.5~2段分の補正効果があるという。

 撮影時にブレ情報をExifに付加しており、同梱の画像処理ソフト「Motion director SE」で後から補正することも可能。加えて、動画撮影時には手ブレとカメラワークによる揺れの違いを自動的に判断するデジタル手ブレ補正機能も搭載した。



操作部。上段中央がズームスイッチ。その左側に静止画用シャッターボタン、右側に録画開始ボタンを備える 本体底面には、USB端子と三脚穴を配置

メモリカードスロットとバッテリー室 AV出力端子は、ヘッドホン出力としても使用可能

最大ISO1600に対応

 静止画撮影時は最大ISO1600に対応。ランプモードでは、記録が素数を約30万画素にすることで、ろうそく程度の明るさという2luxでの撮影が可能。また、動画撮影時は従来からの9画素混合技術を進化させ、暗い場所ので撮影能力をアップした。

 新開発の画像処理LSI「ピュアフォースエンジンII」により、動画の撮影中でも600万画素の静止画撮影が可能になった。その際モード切替なしにシャッターボタンを押すだけの操作になっている。

 AFは9点測距を採用したほか、16段階のMFも可能。測光方式は分割測光、中央重点測光、スポット測光を備える。撮影モードはオートのほか、スポーツ、ポートレート風景などのシーンモードを搭載する。

 音楽付きスライドショウが作成可能な「BGM付きスライドショー機能」やモノクロ/セピアなど効果を出せるデジタルフィルターなどを備える。

 電源はリチウムイオン充電池CIPA規格の撮影枚数は約145枚。AV出力、USB2.0の各端子を備える。本体サイズは67.7×34.5×100.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約168g(バッテリー、メモリカードを含む)。


 同日行なわれた報道向け発表会で、同社DIカンパニー デザイン部 部長の重田喜孝氏は、「ブロードバンドの普及により大容量の動画、高画質な写真をストレス無く扱うことができるようになり、SNSやBlogの利用者が急増している」と述べ、「インターネットにおいて単に情報を得るだけでなく、積極的に発信したいというユーザーが増えている」と指摘。「ムービーコンテンツを手軽に活用したというニーズが高まっている」とした。


重田喜孝氏 SNS、Blogの利用者が急増

 また同氏は、インターネットや同社のプロジェクターとの組み合わせでの活用などを提案。「Xactiを中心とした、様々なモバイル機器とのつながりを「Xacti Universe」として展開することで、トータルソリューションとして提供していきたい」とした。



URL
  三洋電機
  http://www.sanyo.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0609news-j/0925-1.html
  製品情報
  http://www.e-life-sanyo.com/products/dmx/DMX-CG6_S/


( 本誌:武石 修 )
2006/09/25 20:26
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