ライカカメラジャパンは、28mm相当の広角ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「C-LUX 1」を5月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円台後半の見込み。本体色はシルバーとブラック。
松下電器が3月に発売した「LUMIX DMC-FX01」ベースと推察される製品。グリップ部を廃してカラーリングを変更、赤丸のライカバッジを加えたデザインとなっている。海外で発表済みのモデルで、国内でも正式に発売が決まった。
CCD、レンズ、液晶モニターなどの撮影機能はDMC-FX01と同等。記録メディアはSDメモリーカードおよびMMC。DMC-FX01と異なり、同梱品としてPhotoshop Elements 4.0、64MBのSDメモリーカードが付属する。また、別売でレザーケース、ACアダプター、スペア用バッテリーを用意する。
撮像素子は1/2.5型有効600万画素CCD。感度はISO80~400で、高感度モードにするとISO800~1600相当の高感度撮影が行なえる。最大記録解像度は2,816×2,112ピクセル。アスペクト比16:9で最大2,816×1,584ピクセルでの記録も可能。
35mm判換算で28~102mm相当、開放F値F2.8~5.6の「DCバリオエルマリート」を採用。非球面レンズ4枚を含む6群7枚構成で、DMC-FX01と同様、光学式手ブレ補正機構も備える。通常撮影時の最短撮影距離は50cm。マクロモード、かんたんモード、動画時のみ広角端5cm、望遠端30cmとなっている。
液晶モニターは20.7万画素の2.5型。画質を落とさず画像を暗めに表示するという「ローパワーモード」や、「パワー液晶モード」、「広角ビューモード」が利用できる。電源はリチウムイオン充電池。CIPA規格基準で約320枚の撮影が可能。
「ポートレート」、「美肌」、「夜景」、「赤ちゃん1」、「赤ちゃん2」など、16種類のシーンモードを搭載。本体サイズは94.1×24.2×51.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約132g(本体のみ)、約160g(バッテリー、メモリーカード含む)。
■ URL
独Leica(英文)
http://www.leica-camera.com/index_e.html
製品情報(英文)
http://www.leica-camera.com/digitalekameras/c-lux1/index_e.html
( 本誌:折本 幸治 )
2006/04/07 14:51
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