リコーは、7.1倍ズームレンズとボディ内手ブレ補正機構を搭載したコンパクトデジタルカメラ「Caplio R4」を17日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は45,000円前後の見込み。ボディカラーはシルバーとブラック。
海外で23日に発表済みの製品。2005年11月発売の「Caplio R3」のリファインモデルにあたる。
CCDを1/2.5型有効513万画素から1/2.5型有効604万画素に変更し、さらに背面の2.5型液晶モニターの画素数を11万画素から15万画素に向上。また、最大撮影枚数をCIPA規格基準の約310枚から約330枚に増加している。記録メディアはSDメモリーカード。約26MBの内蔵メモリも利用できる。
そのほかの主な特徴はCaplio R3を継承。レンズ収納時にレンズ群の一部を鏡胴外に逃がす「ダブルリトラクティングレンズシステム」を採用し、コンパクトなボディに焦点距離28~200mm(35mm判換算)、F3.3~4.8の光学7.1倍ズームレンズを搭載している。最短撮影距離は、広角端が約0.3m、望遠端が約1m。マクロモード時には広角端1cm、望遠端14cmまでの近接撮影が行なえる。
また、CCDシフト方式による手ブレ補正機を搭載。手ブレを打ち消す方向に撮像面を動かす技術で、シャッター速度2~3段分の効果を発揮するという。最大記録解像度は2,816×2,112ピクセル。設定可能なISO感度は、オート/64/100/200/400/800。
撮影間隔は約0.5秒(手ブレ補正OFF)、フォーカスロックから露光開始までは約0.07秒(ともにストロボOFF)。動画記録は320×240ピクセル、15fps。
バッテリーはリチウムイオン充電池。PCインターフェイスとしてUSB 1.1を備え、PictBridge端子としても使用できる。本体サイズは95×26×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約135g(本体のみ)。
【3月8日更新】ブラックモデルの画像を追加しました。
■ URL
リコー
http://www.ricoh.co.jp/
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( 本誌:折本 幸治 )
2006/03/03 13:17
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