ペンタックスは、同社初のイメージリンク規格対応のデジタルカメラ「Optio M10」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。
1/2.5型有効600万画素CCD、光学3倍ズームレンズ、約11.5万画素の2.5型液晶モニター、SDメモリーカードスロットなどを備えるエントリー向けモデル。単三電池2本で駆動し、CIPA規格基準の撮影枚数は、アルカリ乾電池で約220枚となっている。ニッケル水素充電池、ニッケルマンガン電池、リチウム電池にも対応する。22MBの内蔵メモリも搭載。
本体底面に「イメージリンクプリントシステム」規格対応の26ピン端子を装備。イメージリンクはコダックが提唱するダイレクトプリント規格で、対応プリンタに載せるだけでカメラ内の画像をプリントできるというもの。ペンタックスは規格立ち上げからの賛同社。国内で入手できるプリンタとしては、コダック「EasyShare プリンタードックシリーズ3」(直販価格14,800円)がある。
また、同社の上位機と同じく「自動追尾AF機能」を利用できる。フォーカスフレームが被写体を前後左右に追尾してピントを合わせ続ける機能で、メニュー設定以外にも「スポーツ」、「ペット」、「キッズ」の各モードで作動する。フレーム合成機能、ボイスレコーディング機能、リサイズ・トリミング機能なども搭載する。
最大記録解像度は2,816×2,112ピクセル。感度はオートに加え、ISO64/100/200/400相当に切り替え可能。露出モードはプログラムとピクチャーモードのみ。最高シャッター速度は1/1,500秒。各種設定をオートに固定し、メニュー画面をOFFにする「グリーンモード」も搭載する。
焦点距離35~105mm相当(35mm判換算)、F2.8~F4.9のレンズを搭載。最短撮影距離は0.7m(通常撮影)、0.1m(マクロ広角端、MF)、0.4m(マクロ望遠端)となっている。
2.5型の液晶モニターは、視認性に優れるという微反射タイプ。外光の明るさに応じてバックライトの明るさを調整する「オートディマー機能」も備えている。
本体サイズは89×24.5×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は120g(本体のみ)、165g(電池、SDメモリーカード含む)。イメージリンク対応プリンタに装着するための専用アタッチメント「ドックインサート」が付属する。
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( 本誌:折本 幸治 )
2006/02/16 10:27
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